【営業時間のご案内】渋谷店 11:00〜19:00 水・木曜 定休日
只今、予約制とさせて頂いておりますので、ご来訪の際は当日でも構いませんので、ご連絡をお願い致します。
1967年製、Martin D-28が入荷いたしました!!(この年に製作されたD-28の総本数は、2330台となります)
サイドとバックにブラジリアンローズウッドを使用。ブラジリアンローズウッドの使用は、1969年まで。1970年からは、インディアンローズウッドが使用されるようになります。今や大変貴重な仕様のD-28です!!
1967年は、ネック補強材の仕様がTバーロッドからSQ(スクエア)ロッドに仕様変更となった年、Tバーロッド仕様の最終年、SQ(スクエア)ロッド仕様の開始年ということになります。
SQ仕様は、シリアルナンバー:228246より順次変更となります。本器のシリアルナンバー:221254から、本器がTバー仕様であることがわかります。
D-28の歴史として、ブラジリアンローズウッドが使用されていた1934年から1969年までの期間にネック補強剤として使用された実績年は、Tバーロッド:30年、エボニーロッド(戦争の金属不足のため42年〜45年まで採用):3年、SQロッド:2年となります。このように30、40、50、60年代の全ての年代のD-28に採用され、そのサウンドにも深く関わってきたTバーロッドには、あらためてその歴史とその功績を実感いたします。Tバーロッド仕様のMartinサウンド、D-28サウンドに憧れる方が多くいらっしゃるのも頷けます。
ピックガードの仕様が、66年より黒のピックガードに変更となりますが、本器のピックガードは、黒に変更前のベッコウ柄のピックガード仕様になっております。(パーツ等の仕様変更前後、稀にこのようなことがございます)この60年代のベッコウ柄ピックガードは代替え品が存在しないため大変人気があり、60年代のD-28にはぜひ欲しい仕様のひとつとなりますのでこのピックガードの仕様は大変ラッキーです!!(ピックガードが違うだけで、ギターそのものの見え方・表情が全く違ってまいります)強度増加のためブリッジの仕様が1965年より、埋め込み式のショートスロットに変更されております。リアルタイムのロングサドルは、スリットの上にサドルを乗せている仕様のため張力により前に倒れてしまうような不具合も発生しやすく、埋め込み式のショートサドルへの変更で、弦の響きがサドル、ブリッジ、ブリッジプレート、トップに効率よく伝導しサウンド的にも良い意味での効果が発揮されております。
本器は、57年を経過した個体ですので、年式相応の使用感(全体的に細かい、小さい、目立つ、大きい傷・打痕等、塗装面の経年による劣化・変化等、ネック部の塗装の塗膜が薄くなっております)が見られます。ネックの形状は、Tバー仕様に伴い、縦剛性を考慮したネック中心部にやんわりした頂点を持たせております。明らかなVネックですと演奏性にも影響がありますが、操作性の良いネック形状となっております。
経年変化等を伴い以前に修理・調整等が行われております。(ネックリセット、フレット交換、バック割れ補修等)
ネックヒール付近にストラップピンが取り付けられております。
グローバー102ペグは、オリジナル(パテント刻印入り仕様)から交換されております。
当工房ではマーチンクラック補修、ブリッジ製作・交換、ブリッジプレート補強、ナット調整・サドル交換、フレットすり合わせ、全体調整を行なっております。
ネックリセット等、必要な修理・調整が施された個体ですので本来のポテンシャルが、十分に発揮できる内容になっております。ネック角度もよく、サドルの高さもしっかりあるためレスポンスよく、キレのあるサウンドを出力いたします。6、5弦が不要に暴れてしまうこともなくサウンドバランスもよく表現力のある、運用範囲の広いD-28です。ブラジリアンローズウッド、ノンスキャロップ仕様による剛性感のある出音と右手に感じるしっかりとした手応えは格別です!!
Tバー仕様、60年代のD -28をお探しの方、ご自身の最後のD-28をお探しの方にお薦めさせていただきます。ヴィンテージのマーチン、特にハカランダモデル、特にD-28は価格の高騰が続いております。ぜひこの機会に!!!
弦高12フレット 1弦:1.9mm 6弦:2.6mm
サドル高さ:3.6mm
TOPから6弦までの高さ:12.5mm
ナット幅:42.9mm
ナット弦間:37mm
ブリッジ弦間:54mm
スケール:645.2mm
重量:2.27kg
ピックアップ:無し
オリジナルハードケースが付属いたします。(取手が補修されており、代用品の取手が取り付けられております)
保証期間:3ヶ月
クレジットカード決済が可能になりました。
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