信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。作りの確かさとサウンド・クオリティー、トータルでのコスト・パフォーマンスに抜群の評価を受ける日本を代表するアコースティック・ギター・ブランドです。そんなヘッドウェイ・ギターにはアジア工場で生産されるユニバース・シリーズから、カスタム・ショップで製作される完全ワンオフのカスタム・モデルまで、価格帯にして2万円台~100万円超えのものまで様々なモデルが存在しますが、どのモデルを取っても、その価格から考えられるクオリティーを遥かに上回るハイ・クオリティーな製品を世に送り出しています。今回入荷は2004年にマスター・ルシアー百瀬恭夫氏が手掛けたHD-115DX。HD-115のデラックス・バージョンとして、メイプル・バインディングや本べっ甲PGが驕られた逸品です!
ソリッド・ベアクロウ・スプルースTOP、ソリッド・インディアン・ローズウッドSIDE&BACK、ホンジュラス・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、ノーマル・シフト・ノン・スキャロップ・ブレーシング、実測43.3mmナット、644mmスケールのドレッドノート・ボディー。ペグはウェーバリーのゴールド・ペグが採用され、ボディーのバインディングはカーリー・メイプル。本べっ甲の塗り込みPGやホワイト・ラインをエボニーで縁取られたネック・バインディングなど、見た目からデラックスなオーラがプンプンと漂う逸品です!ネック・ブロックのモデル名&シリアルNo.の刻印の上には百瀬さん手書きのサイン入り木製プレートが貼られています。モデル名も木製プレートも2003となっていますが、トップの裏に書かれた百瀬さんのサインは2004.1になっているので、2003年企画のモデルが2004年に完成したものと思われます。ディバイザーに確認したところ、恐らく8本のみの生産との事でしたが、ネットで色々調べるともう少し前のシリアルの個体も存在するようなので、もう少し本数はありそうです。が、そのほとんどはヘッドウェイ・マニアの手元で大切にされていると思われますので、市場に出ることは超稀な事は間違い無いと思います!
そのサウンドはトルク感満点の力強く伸びのあるパワフル・サウンド!ローからハイまでフルレンジに鳴ってくれますが、音の輪郭がぼける事無くパワフルでありながら1音1音の輪郭がはっきりしたサウンドに仕上がっています。ゴーンと言うよりはガツンと立ち上がるタイトで力強いローにブースターが掛かったようにブイブイと伸びてくるミドル、芯が太いながらも倍音もたっぷり纏った煌びやかなハイなどが混然一体となり、弾いた瞬間に「高いギター」と言う事がはっきりと分かるパワフルながら上質なサウンドをご堪能頂けます。トップがベアクロウ・スプルースという事もあり、通常のHD-115よりはかなり煌びやかなサウンドのように感じます。フラットピックで掻き鳴らしても爆発力のあるトルク感満点のパワフル・サウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾いてもインディアン・ローズウッドのもたる感じは全く感じず、ふくよかで奥行きのある美しいサウンドが得られますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルでハイクオリティーな百瀬サウンドをご堪能頂けます!
楽器のコンディションはほとんどキズの無い極美品コンディションです!遠目にも目立つようなキズは無く、ぱっと見にはデッドストック品と言われても違和感の無い美しい状態を維持しています。光にかざしてよくよく見ると、トップにはうっすらとした浅い打痕が少々、バックにもスレ程度の擦り傷がいくらか見つかりますが、ほとんどのキズが余程注意深く見ない限り気付きもしないような些細なキズばかりですので、20年以上使われて来た中古品として見れば「ほぼキズ無し」と呼べる綺麗な状態を維持しています。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.4mm、1弦側1.8mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットを中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの8割程度の高さが残っています。
見た目もサウンドも豪華極まりない逸品です!
ケースもヘッドウェイのハード・ケースが付属していますが、当時物では無く、近年物のヘッドウェイ・ケースが付属しています。
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