1964年に登場し、現在もたいへん人気のある『Mustang(ムスタング)』。スチューデントモデルとしての立ち位置ながらもレギュラーモデルにも劣らぬウッドマテリアルやパーツによって、手軽にフェンダートーンを楽しめるギターとして人気を博しました。
今回入荷は1971年頃の出荷品。1969年よりカタログに登場した『Competition Burgundy with Blue Stripes(コンペティションバーガンディ)』カラーの1本です。
【ボディ】
全体重量は約3.4kg。他の主要モデル同様に塗装は下地にポリエステルを使用する「Fender Thick-Skin High-Gloss(シックスキン)」フィニッシュが採用されます。メタリックブルーのボディに水色のレーシングストライプが魅力のひとつです。少々のウェザーチェック、打痕等キズ、ベルトバックル跡、ピックガードの経年による縮み、金属パーツのくすみがみられますが、年式を考えるとかなりきれいなコンディションといえるのではないでしょうか。
【ネック】
ネック材は、ヘッドトップやネック裏にうっすらと杢目が浮かぶ素晴らしいメイプル。フィンガーボード材はローズウッド。年式相応のウェザーチェック、ネック裏に少々の打痕、金属パーツのくすみ等がみられますが、ボディ同様きれいなコンディションとなっております。チューナーは巻き加減にそこまでバラつきはみられずしっかりと機能します。フレット/ナットは交換済みで、プレイアビリティは良好です。ヘッド厚16.9mm。ナット幅40.2mm。比較的がっしりとしたネックシェイプが特徴です。
【電装系】
ムスタングおなじみのコントロールは【マスターボリューム/マスタートーン/各ピックアップセレクタースイッチ】。ピックアップセレクターのスイッチング次第でインフェイズ/アウトオブフェイズのミックスサウンドを作ることができるおなじみのコントロール。スイッチのハンダ修正はみられるものの、コントロール系のパーツは当時のコンディションをキープしております。
楽器自体の鳴りも良好で、各ポジションともに音の立ち上がりが早く、カラッとした明瞭なアタックと、オールドフェンダーらしい艶感のある中高音域が魅力です。ムスタング用シングルコイルならではの繊細なレスポンスも心地よく、クリーンサウンドでは粒立ちの良さを、軽くドライブさせればコードの分離感を保ったまま程よい荒さと食いつき感をみせてくれる、1970年代初頭らしいフェンダートーンが印象的な1本です。
付属ケース:Fenderムスタングシルバーハードケース
Weight:3.4kg
Neck Material/Scale Length:Maple 1 piece/609.0mm(24inch)
Fingerboard/Fret Marker/Radius:Rosewood round laminate/Pearloid dot, 22 Fret/184.15mm(7.25inch)
Nut Width/Fret Size(width):40.2mm(replaced)/2.1mm(replaced)
Neck Thickness(1F/7F/12F):22.2mm/22.7mm/23.3mm
Capacitor:Dilectron CircleD 50V
Pickup(Neck/Bridge):Fender Mustang Gray Bottom Singlecoil(5.45kΩ/5.5kΩ)
※ピックアップの直流抵抗値はコントロール部を通しての計測となります
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