松村雅亘 松/ハカランダ 1979年作中古品です。
松村雅亘氏は1942年2月1日大阪に生まれ、2014年1月31日に惜しまれながら亡くなりました。
フランスの世界でも指折りの名工ローベル・ブーシェ氏の、日本人で唯一の弟子です。
1964年河野賢氏の元でギター製作を始め、1969年大阪に帰り自身の工房を構えました。
その後、1973年に10ヵ月間フランスのパリに渡り、この間にギター製作の巨匠であるローベル・ブーシェ氏と出会い、製作の一部始終を見ることを許され、日本人唯一のローベル・ブーシェ氏の弟子となりました。
1986年にローベル・ブーシェ氏が亡くなるまで4回の渡仏を繰り返し、ギター製作の真髄を学びました。
このギターは、2回目の渡仏直前の作品です。
このギターのスペックは、表面板には厳選されたジャーマンスプルースが用いられ、サイドバックは上質なブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)を使用しています。
ネックは、温度や湿度が変化しても収縮しにくいマホガニーを使用しています。
また、ボディーとのジョイントは、強固なスペインの伝統的な一本棹方式となっています。
指板はエボニーです。
ブリッジとヘッドの飾り板はブラジリアン・ローズウッドです。
表面板の塗装はセラックで、横板・裏板はラッカー塗装です。
糸巻きは、ドイツ製HOFNER(ヘフナー)社の39mmが装着されています。
松村雅亘氏の音色は、河野賢氏の影響が大きかったと思われ、1970年前後の河野賢氏の音に非常に良く似ています。
太く甘い音色は、松村氏・河野氏の二人に共通する音色です。
今回、ご紹介する松村氏のギターは、ヘッドはイグナシオ・フレタ風(1970年代の河野賢風でもあります)で、ネックはスペイン式一本竿でしっかりと作られていて重厚な低音を持ち、高音域は太くて甘い音色で大きな音量で良く鳴っています。
ハードケース付きです。
ネックは、真っ直ぐです。
修理箇所:1987年に、指板を少し足したネック修正と指板脇トレブルサイドのクラック修理が、松村氏自身によって行われています。また、最近、裏板トレブルサイド肩部とボトム部に2か所、表面板のブリッジ右最太部にクラック修理がなされています。
傷みなど:弾きキズ・打痕は、年代相応です。
弦高:①2.9mm ⑥3.8mm 弦高調整は無料でいたします。
ナット幅:51.5mm
ナット部弦幅:42.0mm
ご注文はメール『guitar@lluck.jp』、またはお電話『03-3219-1339』へご連絡ください。
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