「Crooner」は、史上最高峰のスタジオ・プリアンプの一つであるRCA BA-31を、ペダルボードに組み込みやすいサイズで再現したモデルです。
一見控えめな外観のこのプリアンプは、数々の名盤において、豊かな低域と驚くべき明瞭さを生み出してきました。
「Airstrip」での設計思想を活かし、Croonerの入力段にUREIスタイルのディスクリート・オペアンプを搭載しました。
これにより、プリアンプ回路を積極的にオーバードライブさせることが可能になり、ゲインを最大(フルアップ)にすれば、濃厚で粘りのあるサチュレーション・サウンドが得られます。
さらに、クリーンブースト、オーバードライブ、ディストーション、そして強烈なファズに至るまで、あらゆるタイプの歪みサウンドを網羅しています。
往年のポップス黄金時代の名盤を聴いて、あの滑らかで深みのある素晴らしいボーカル・サウンドはどうやって作られたのだろうと不思議に思ったことはありませんか?
その全貌を完全に再現する地図をお渡しすることはできませんが、多くの名盤がRCA製マイクプリアンプから始まっていたこと、そして当時最も人気があったモデルの一つが「BA-31」であったことはお伝えできます。
catalinbreadは、ヴィンテージにインスパイアされた「Airstrip Console Preamp」の系譜を受け継ぎつつ、BA-31の回路をベースにした「Crooner」を開発しました。
このペダルはAirstrip回路のダイナミック・レンジを拡張し、ゲインを低く設定すればクリーンなプリアンプ・サウンドを、最大にすれば粘り気のあるコンプレッションの効いたディストーション・サウンドを生み出します。
ゲルマニウム・トランジスタとトランスを搭載したこのプリアンプは、入力段にUREI製にインスパイアされたディスクリート・オペアンプを採用しています。
「Push」ノブを回すだけで、最小設定ではゲイン変化なしの状態から、最大設定では強烈なゲインを得ることができ、繊細な挙動を持つRCAプリアンプを「レッドゾーン(過負荷状態)」へと追い込むことが可能です。
さらに強烈な「サグ(電圧降下によるコンプレッション感)」や、とろけるような倍音が欲しければ「Trim」コントロールを使ってBA-31回路自体のゲインを上げれば、ニール・ヤングも顔負けの、トランス・サチュレーションが効いたディストーション・サウンドが得られます。
これら両極端な設定の間には、ペダル界でも屈指の、ユニークで極上のオーバードライブ/ディストーション・サウンドが広がっています。
Controls
Push:このノブは、CroonerのRCAにインスパイアされたプリアンプと相性の良いように特別に調整された、UREIにインスパイアされたディスクリートオペアンプのゲインレベルを制御します。
最小に設定すると、Pushコントロールはメインプリ回路のフロントエンドに最小限のゲインを追加します。
Filter:高域をややカットすることで、PushとTrimのレベルが高い場合でもレスポンスをタイトに保ちます。
Volume:出力音量のコントロールです。
Trim:RCAプリアンプ回路自体のゲインレベルを制御します。
オリジナルは内部ゲインをあまり増やすように設計されていなかったため、このコントロールは本来の設計とは異なる方法で回路を操作し、Pushコントロールによって強化された広範囲なコントロールを実現します。
これとPushを最大にすると、出力トランスが最大限に飽和し、とろけるようなリードトーンが得られます。
スペック
電源:9-18VDCセンターマイナス
消費電流:3mA
コントロール:Push、Filter、Volume、Trim
※取説は付属のQRコードによるダウンロードとなります。(紙媒体の説明書は付属していません)
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