CANOPUSを代表するフラッグシップモデル「Zelkova Snare Drum」。
HS-1465は、14インチ×6.5インチの欅(ゼルコバ)を使用した単板くり抜き胴を採用。シェルは14mm厚で、Brass製ラグ、8テンションのDie-Cast Hoop、Vintage Snare Wire(CPSL-ZL14NP)を組み合わせています。
単板くり抜き胴ならではの豊かな胴鳴りと、芯のある太いサウンドが特徴。音の立ち上がりが速く、抜けの良さにも優れています。さらに幅広いチューニングレンジを備え、繊細なタッチからパワフルなプレイまで、さまざまな演奏表現に対応します。
世界的にも希少な「単板くり抜き胴」
一般的なドラムシェルの多くは、複数の木材を接着して作る合板構造です。それに対してゼルコバスネアは、一本の欅からシェルをくり抜いて製作する、非常に特殊な構造を採用しています。
単板くり抜き胴は、木材本来の響きを活かせる一方、経年による変形や割れなどのリスクがあり、製造には高度な技術が必要とされます。
CANOPUSでは、こうした単板くり抜き胴の特性を活かしながら、安定した楽器として成立させるための製造技術を追求しています。
ゼルコバ独自のベアリングエッジ
ゼルコバスネアの開発では、一般的な45度のエッジだけにとらわれず、さまざまな角度・形状を試しながらシェルとの組み合わせを検証。
その結果、胴鳴り、繊細なレスポンス、音の太さ、そして素早い立ち上がりをバランスさせる独自のエッジ形状が生み出されました。
この開発を通じて得られた知見は、その後のCANOPUSにおけるドラムやアクセサリーの設計思想にもつながっています。
エアーベントを設けない設計
Zelkova Snare Drumには、一般的なスネアドラムに見られるエアーベント金具が装着されていません。
欅の単板くり抜き胴は、温度や湿度の変化によって自然に収縮・膨張します。CANOPUSでは、この木材本来の動きを妨げず、シェルに余計なストレスを与えないことを考慮し、あえてエアーベント金具を設けない設計としています。
貫通穴部分にはオイルフィニッシュが施されており、単板シェルの構造を実際に確認できる仕様となっています。
回転式高さ調整ラグ
木材は周囲の湿度によって収縮・膨張するため、単板くり抜き胴ではラグとテンションボルトの位置関係にも配慮が必要です。
HS-1465には、こうした木胴特有の変化に対応するため、ラグのセンターポールを回転させて高さを調整できる機構を採用。
ラグの高さをプラスマイナス2mmの範囲で調整できるため、シェルの状態に合わせてテンションボルトの取り付け位置を適切に調整できます。
Vintage Snare Wire
採用されているVintage Snare Wire「CPSL-ZL14NP」は、ゼルコバスネアのポテンシャルを引き出すために用意されたスネアワイヤー。
繊細なピアニッシモでの演奏にも対応し、細かなニュアンスを表現しやすい仕様となっています。
Die-Cast Hoop
8テンションのDie-Cast Hoopを採用。
輪郭の明瞭さと指向性のあるサウンドを意識した設計で、スネア本体が持つ太く明確な音像を引き立てます。
Bolt Tight
ボルトの動きを滑らかにし、緩みを抑えるための革製ワッシャー「Bolt Tight」。
テンションボルト周辺の不要な振動や倍音を抑え、よりまとまりのある太いサウンドを目指したアクセサリーです。
Strainer Switch CSA20S
ストレイナースイッチにはCSA20Sを採用。
テンション調整ダイヤルにはナイロンナットが組み込まれており、適度な抵抗を持たせることで、演奏中のスネアワイヤーの緩みを抑える設計となっています。
(仕様)
サイズ:14" × 6.5"
シェル:One-Piece Hollowed Zelkova 14mm
シェル材:欅(ゼルコバ)
ラグ:Brass
フープ:Die-Cast / 8
スネアワイヤー:Vintage Snare Wire(CPSL-ZL14NP)
ストレーナー: CSA20S
バットパーツ: CSA20B
付属品:チューニングキー
Aerial Caseセミハードケース
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