テープエコーだけでなく、磁気ドラム式エコー、テープエコー、スタジオ系オープンリール・エコーの3タイプを扱えるマルチヘッド・エコー。
特にDrumモードは、Binson Echorecに代表される磁気ドラム式エコーの構造やサウンドを意識したもので、一般的なテープエコーとは異なる独特の反復感と立体的な残響を作り出せます。
4つの再生ヘッドは個別にオン/オフでき、それぞれフル/1/2音量の切り替えとステレオ定位を設定できます。
さらにPlaybackとFeedbackが独立しており、実際に音を再生しているヘッドとは別のヘッドをフィードバック経路に組み込むことが可能。
どのヘッドから音を返し、どのヘッドをフィードバックに使うかという組み合わせによって、単純なディレイタイム設定では作れない複雑な反復パターンを構築できます。
単純にディレイタイムを決めて反復させるのではなく、複数のヘッドから返ってくる信号の位置関係や音量を組み合わせることで、リズミカルなエコーから複数の反射が重なった複雑な残響まで作り込めます。
この「ヘッドの組み合わせそのものを音作りにする」感覚は、Volanteを使い込むほど面白さが出てくる部分です。
磁気メディア特有の質感についても、Wearによる高域の減衰、Mechanicsによる走行ムラや揺らぎ、入力レベルによる飽和感などを細かく調整できます。
ヴィンテージ・エコーにありがちな不安定さを単に再現するだけではなく、それらを意図的にコントロールできるため、Echorec系のドラム・エコーからテープマシンらしいウォームなディレイまで、かなり広い範囲をカバーします。
さらにスプリングリバーブ、Sound on Sound、Reverse、Pauseなども搭載。
ステレオ入出力、MIDI、エクスプレッションにも対応しており、通常のディレイとして使うだけでなく、アンビエントやサウンド・オン・サウンドを含めた複雑なシステムにも組み込みやすい仕様です。
ヴィンテージのEchorecやテープエコーが持つ独特の挙動を現代的なデジタル制御で整理しながら、単なる「ヴィンテージ風ディレイ」に留まらず、マルチヘッド・エコーそのものを積極的に音作りへ取り込めるモデルです。
※付属品:箱、英文説明書、旧代理店保証書、アダプター
【店舗管理商品コード:2-92019626】
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クロサワ楽器お茶の水駅前店
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