Uni-Vibeをルーツとするモジュレーションサウンドを、Roger Mayer独自のアナログ回路と豊富な調整機能によって発展させたペダル。
Chorus、Vibrato、Tremoloの3モードを搭載し、単に「揺れる音」を作るだけでなく、どのような周期で、どの位置を、どんな形で揺らすのかまで踏み込んで設定できるのが特徴的なペダルです。
メーカー自身もVoodoo-VibeをUni-Vibeの発展形と位置付けており、ヴィンテージ系サウンドの再現だけを目的とした設計ではありません。
コーラスではフィルターのスイープによって、音の輪郭がゆっくり動くような立体感を作ることができ、ビブラートでは音程そのものが揺れるため、より直接的で幻想的な変化になります。
トレモロでは音量を周期的に変化させますが一般的なトレモロとは少し違い、波形の種類とSymmetry、Bias、Intensityを組み合わせることで、滑らかな脈動からかなりクセの強いリズミックな揺れまで作り込めます。
通常のモジュレーションでは波形の上昇と下降が比較的均等ですが、Symmetryを動かすことでその比率を変え、音がゆっくり立ち上がって急激に戻るような動きや、その逆の動きも作れます。
Biasはコーラスやビブラート時のスイープの中心位置を変えるため、同じSpeedやIntensityでも音色の重心が変わります。
このあたりを少しずつ動かしていくといわゆる「Uni-Vibeらしい音」から、さらに離れた個性的なモジュレーションへ発展させることができます。
Roger MayerといえばJimi Hendrixの機材開発に携わったことで知られているため、Voodoo VibeもHendrixのサウンドとの関連で語られることが多いペダルですが、Hendrixが当時使用していたUni-Vibeそのものではなく、後年に設計された別の製品であり、Uni-Vibeを起点にRoger Mayer自身の経験や改良を取り入れて発展させたものとなります。
メーカー資料でも、HendrixやRobin Trowerに関連するUni-Vibeの系譜を受け継ぎながら、新しいエフェクトを生み出すことを明確に意図しています。
そのため、Voodoo Vibeは「昔のUni-Vibeを再現するためだけのペダル」というより、ヴィンテージ・モジュレーションを出発点に、プレイヤー自身が揺れの質まで追い込んでいくためのペダルとなっており、薄く設定すればクリーンやリードに自然な奥行きを加えられ、深く掛ければサイケデリックで不安定な揺らぎへ一気に振ることもできます。
さらにトレモロまで含めて設定を追い込めるため、一般的なコーラスやビブラートとは一味違う、アナログならではの複雑な動きを求めるプレイヤーにも適しています。
※付属品なし、本体のみの販売
【店舗管理商品コード:2-92019648】
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