1932年に生産が開始されて以来、常にD-28の好敵手として在り続け、ミュージック・シーンを支えてきた人気モデルD-18。マーチンと言えばとにかくD-28が中心的な存在ですが、D-18こそがマーチンのマーチンたるサウンドだと言うファンも多く、D-28と並び永遠のスタンダードと呼ぶに相応しいマーチン社が生み出した傑作モデルです!今回入荷は60年製の個体。50年代18のような押し出しが強くパワフルなサウンドが魅力です!
スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ハカランダ指板&ブリッジ、ノン・スキャロップ・ブレーシング、実測43mmナット、25.4インチ・スケールのマーチン伝統のドレッドノート・ボディー。ネック形状はVシェイプ気味で、握った感じはやや細めに感じる握りやすいグリップ。いくらか修理歴等あるものの、全体的にはキズも少ないかなりの美品ビンテージです!
そのサウンドはレスポンスの良い爆発力のあるラウドなサウンド!50年代マーチンは、ノン・スキャロップ・ブレーシングでタイト且つ野太く音が発音され、直進性に富んだパワフルなサウンドが魅力ですが、こちらの個体も60年製という事もあり、どちらかと言えば50年代サウンドに近いんじゃないかと思います。60年代後半になるとかなり甘くメロウなサウンドの物が多くなってくる印象ですが、それらと比べると明らかに50年寄りのパワフルで押し出しの強いサウンドです。フラットピックで搔き鳴らせば、エッジ感強めのガンガン攻めてくるパワフルなサウンドで、こもる感じが無く、ボディー全体でストレスなく咆哮してくれる気持ちよいサウンドを響かせます。フィンガーで爪弾けば一転、マホガニー特有の優しく透明感のある癒しのサウンドを奏でますので、プレイ・スタイルやジャンルを選ばず、最上級の18サウンドをご堪能頂ける事と思います!
楽器のコンディションは小キズこそ散見出来ますが、年式から考えると相当に綺麗なコンディションと言えるでしょう!唯一、ボディー・トップの6弦側エンド部、弾く時に丁度腕で隠れる辺りに7cmほどのヘアライン・クラック修理があります。裏からは補強のクリートは打たれておらず、表面上もタッチアップ等されていないので、指の腹で撫でるとややガサツキを感じますが、しっかりと接着されていますので、強度的な心配はありません。その他はマーチン・クラックも無く、非常に綺麗な状態を維持しています。全体的に細かい打痕や擦り傷などありますが、年式から考えるとなかなか無いコンディションと言えるかと思います。ヘッド・トップにはゴリゴリッとやった擦り傷がやや目立ちますが、こっちの方が年式なりの雰囲気ですね(笑)。ペグはクルーソン1ラインのオリジナル、ナットやフレットもオリジナルを保っています。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側1.9mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは擦り合わせ済みで極端な凹みも無く、全体的にオリジナルの7~8割程度の高さが残っていますので、まだまだ安心してお使い頂けます。
このパワフル且つ芳醇なマホガニー・サウンドは長い年月を経てこその素晴らしいビンテージ・トーンかと思います!
ケースもオリジナルのスネイクヘッド・ケースが付属しています。
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