1970年代半ばに登場したDODを代表する初期のオーバードライブ/プリアンプ・ペダル。
「250」という型番が付いたコンパクト筐体以前には、単に「Overdrive Preamp」と表記された大型筐体モデルが存在し、その後1978年頃からグレー筐体の「250」、1980年前後からイエロー筐体へと発展していきました。
初期DOD製品の資料には多少の揺れがあり、「250」の記載のない最初期のモデルが1974~75年頃、グレー筐体を1978年頃から生産されてきたとされています。
回路は非常にシンプルで、オペアンプによる増幅段とダイオード・クリッピングを組み合わせた構成。
基本的な回路思想はMXR Distortion+に近いことで知られていますが、250ではシリコン・ダイオードを採用したことでDistortion+のゲルマニウム系とは異なる、より硬質でパンチのある歪みを得ています。
コントロールも「GAIN」と「LEVEL」の2つだけという潔い設計で、GAINを下げればアンプを押すブースター、高くすれば荒々しいオーバードライブ/ディストーションとして機能します。
音色、低域を必要以上に膨らませず、中域を保ちながらゲインを上げることで、ギターのピッキングに対して粗さとコンプレッションが加わるタイプ。
特にハードロックや初期メタルでは、アンプ自体のゲインを補助するブースターとしても有効で、後の「オーバードライブ・ブースター」の原型の一つともいえる存在です。
現代的なODのような細かなトーン調整はできませんが、GAINとLEVELだけでギター、アンプ、ピッキングの変化をダイレクトに反映させるところが250の個性になります。
LF351NはGrey Boxに搭載されているLM741よりも入力インピーダンス・スルーレートも高いが高く、回路全体のレスポンスにも影響しているようです。
低域は締まりがあり、ブーミーになりにくく、741ほど中域の強く張り出しは抑えられ、比較的ニュートラルに、明瞭な高域で、歪みの粒立ちが比較的細かく、クリアピッキングのアタックが出やすいコンプ感の少ないトーンになっています。
Grey Boxと比べると、よりブースター向けの明瞭なサウンドの個体に位置しています。
※付属品なし、本体のみの販売
【店舗管理商品コード:2-92015374】
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