ヤマハ伝統のLシリーズ。1974年から生産の始まったLシリーズは、時代のニーズと移り変わりに合わせて多種多様なモデル変更、スペック変更を繰り返しながら今も脈々と受け継がれているヤマハ・アコースティック・ギターの中核を成す名シリーズです。今回入荷は海外輸出モデルとして生産されていたL-25ATが入荷しました!
ソリッド・スプルースTOP、ソリッド・ハカランダSIDE&BACK(バック3ピース)、ホンジュラス・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測44mmナット、651mmスケールのヤマハ・オリジナル・ジャンボ・ボディー。このモデル、台湾高雄工場製説と浜松工場製説があるようで、その真偽は判りません。ボディー内のインナー・ラベルに「Made in Japan」なり「Made in Taiwan」なりの印字があるようなんですが、今回入荷の個体にはインナー・ラベルがありません。ネック・ブロックにL-25ATとシリアルの刻印のみになっています。トップに関してはエゾ松との記述も見つけましたが、当時の英語圏のカタログではホワイト・スプルースという表記になっています。また、製造年に関しては78年~84年頃まで作られていたようです。こちらに関しては、現存する83年のドイツ向けのカタログに最上位機種として紹介されていますので、大きな隔たりは無いかと思います。
そのサウンドはヤマハらしいパワフルでダイナミックなサウンドながら、上位機種に相応しい煌びやかさ、倍音感も豊かな素晴らしいサウンドです!ヤマハならではの骨太でゴツンとくる中低域に、煌びやかで透明感のある、倍音豊かな高音部がミックスされ、力強くも美しい、奥行きの深いサウンドになっています。フラットピックで掻き鳴らせば、ヤマハらしいパワフルなサウンドが得られますし、フィンガーで爪弾けば倍音感豊かな美しいサウンドをお楽しみ頂けます!また、こちらの個体には後付けでL.R.BaggsのLyric PUが搭載されていますので、ライブやレコーディングにも即対応可能です!
楽器のコンディションは、キズの類はかなり少なく、非常に良いコンディションをキープしていますが、ヤマハ特有の塗装の白濁が確認出来ます。トップには白濁は無く、とても綺麗な顔付きなんですが、サイドとバックのセンターのハカランにの塗装に少し強めの白濁が出ています。ヤマハの塗装って割とこの手の白濁は多いですが、特にハカランダ物だとこんな感じの白濁が出やすいように感じます。とは言え、SIDE&BACKの塗装は艶消し塗装なので、そんなには気にならないかと思います。キズに関しては、トップにちょこちょこと打痕が散見出来ますが、ほとんどが光に反射で見れば判る程度の小さなキズばかりですので、40年以上前に作られた楽器として見れば、気になるようなキズは無いとお考えいただいて大丈夫かと思います。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.2mm、1弦側1.7mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにももう少し余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットを中心にちょんちょんと減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの8割程度の高さが残っています。
ヤマハのハカランダ単板物としても破格の逸品!そうそう出会える機種ではありませんので、ヤマハ・コレクターの方にもオススメです!
ケースはドイツ向けカタログに掲載されているヤマハのハード・ケースが付属していますので、これがオリジナルかと思われます。
为了获得更好的访问体验
请点击右上角按钮
选择“在浏览器中打开”