约合人民币:¥43,733 元
「通常価格957,000円→5/7迄のGW期間限定特価920,700円」
【Gibson Custom Shop】
1980年代、まだ「カスタムショップ」の名は付いていなかったもののオーダーモデルやショーモデルを作る別ラインがあり、これが今の「Gibson Custom Shop」の前身となっています。
正式に「Gibson Custom Shop」が発足、発表されたのは1992年。
ナッシュビル工房に隣接する形で設立され、翌1993年に記念すべきレスポールのリイシューモデルが製作されます。
最初に製作されたのは1957年のゴールドトップと1959年のスタンダードでした。
現在のギブソン・カスタムショップはギブソン社最高グレードとして君臨しており、主な特徴として良質な木材の使用や、実機を3Dレーザースキャンによる計測を行い復刻するモデルの当時のトップカーブやネック形状等を再現。
木材の接着にはニカワ接着を用いる等可能な限り拘りぬいた究極のヴィンテージリイシューを製作します。
周知の通りエレキギターメーカーとして歴史の長い「Gibson」ですので、数多くの”名器”と呼ばれるギターを世に送り出しています。
そんな”名器”達を確かな知識と技術を持った職人が復刻する生産ラインが「Gibson Custom Shop」です。
そんな中でも比較的最近ラインナップに加わった「1968 Les Paul Custom Reissue」。
今回はそんなLes Paul Customの完成形とも言えるモデルのリイシューが入荷しました。
【Gibson Les Paul Custom】
1952年に発表されたレスポール・スタンダードから少し遅れ、2年後となる1954年に初代Les Paul Customが発表されます。
”タキシードに似合うギター”という文句でデビューしたレスポール・カスタムは、通称「ブラック・ビューティー」と呼ばれ、そのイメージ通りの極めて深い黒であるエボニーブラックカラーに身を包んだ形でのデビューでした。
レスポール最上位という位置付けで発表されたレスポール・カスタムはレスポール・スタンダードとの相違点として、トップにメイプル貼らないオールマホガニーボディ、高級材であるエボニー(黒檀)指板の採用、まだP.A.Fの無かった1954年~1956年の間はフロントピックアップにアルニコVを搭載、デビュー当時からT.O.Mを搭載する等々、ギブソン社のレスポール・カスタムに対する思いが感じられます。
そして一度目の復刻となる”1968年”。
1961年~1967年まで続いた”Les Paul SG期”に終わりを告げる形で2機種が発表されます。
レスポール・スタンダードとしてゴールドトップにP-90ピックアップを搭載したモデル、そしてレスポール・カスタムは50年代とは違いボディトップにメイプルを貼りP.A.Fを2基搭載という形での復刻でした。
今回入荷のモデルはこの1968年式のレスポール・カスタムの再復刻モデルとなります。
上記の通り、1950年代のレスポール・スタンダードのようにトップに2Pメイプルを貼った1Pのマホガニーボディ、同じく1Pマホガニーネック、指板にはレスポール・カスタムの象徴とも言うべきエボニー(黒檀)を、ピックアップにはP.A.Fを2基搭載しております。
その他にもこの1968年式は、フロントピックアップ下までネックが伸びるディープ・ジョイント、ヘッド角は1950年代の17度から少し緩くなる14度、ジョイント部の"スクエア"ネックヒール、60年代途中~70年代にかけて使用されたリムが狭いトラスロッドカバー等の特徴的な部分があり、今回のこのモデルは見事に再現しています。
これらのスペックは1968年以降のモデルに共通するわけでは無く翌年1969年途中にはパンケーキボディに3Pネック、ショートテノンネックと仕様変更があり、この”1968年式”はまさにこの年だけの特別なスペックとなっております。
この1968年式のレスポール・カスタムは1970年代~1980年代のギタリストを中心に、未だに多くの愛用者が居る事から楽器としての完成度の高さが伺い知れます。
今回は「Murphy Lab 1968 Les Paul Custom Reissue Ebony Ultra Light Aged Nickel HW」が入荷です。
基本スペックは2018年に製作された50周年記念モデルを周到しており、復刻やリイシューという言葉では片づけられない、まさに”クローン”という表現がピッタリなモデルです。
PUには、元ヒストリック・プロダクトマネージャーだったエドウィン・ウィルソン氏が在籍時にこのモデルの為に開発していた【68 Custom Humbucker】(Alnico 2)を、SPRAGUE社製キャパシターと共に搭載、オリジナルのサウンドに迫る再現力を発揮しています。
そして2018年に発表された50周年記念モデルとの大きな違いとしてフィニッシュが挙げれらます。
本機は新たに設立された「マーフィーラボコレクション」の一本。
ウェザークラック主体のウルトラライトエイジングはまさにヴィンテージの風格が溢れる存在感抜群の佇まいです。
また本機はカスタムオーダーにて製作されたニッケルハードウェアが採用された一本。
ゴールドパーツの高級感に溢れた通常仕様とは違った大人の雰囲気漂う落ち着いたルックスが魅力的な一本。
このカラーリングを求めていた方も多いのではないでしょうか。
本機の重量は4.20kg。
レスポール・スタンダードよりは基本的に重くなるモデルであるレスポール・カスタムの中にあっては比較的軽量と言える重量と言えます。
取り回しは良いですが、硬質なエボニー指板からなるタイトで迫力のあるレスポールカスタムサウンドはこのモデルにしか実現できません。
ルックス面に関しても今更説明不要のクールなルックス。
ただの黒ではない程深いエボニーブラックにゴールドハードウェアの組み合わせは他のどんなモデルにも無い高級感や圧倒的な存在感を放ちます。
通称”ワッフルバック”と呼ばれるチューナーもこの1968年式ならではのポイントであり、細部まで強い拘りの元製作された事が伺えます。
約半世紀前、レスポール・カスタムの復刻として新品で発売されたモデルを再び復刻した当モデル。
まさに”レスポール・カスタムの完成形”と言っても過言ではない極上の”ブラック・ビューティー”です。
是非ご検討ください。
重量:4.20kg
付属品:オリジナルハードケース、認定証、保証書