1960年代から始まったヤマハのフォークギターの歴史が最盛を極めたのが70年代。
熟練したクラフトマン達により生み出された名器には、現代でも十分に通用するクオリティがあり、むしろ現代では作ることができないほどの魅力を備えています。
当時のヤマハには、FGシリーズとLシリーズの二枚看板があり、ハイクラスなラインナップであったLシリーズは、独特の太く艶やかでハリのあるサウンドを生み出すことで高い人気を誇ります。
その中でも上位機種に相応しくボディ材を総単板で採用する L-8 前期型 は、スペックとサウンドとコストパフォーマンスのバランスに優れた高い人気があるモデルです。
ボディ材はえぞ松とパリサンドルを総単板で使用し、奥行きを感じる箱鳴りや繊細なタッチにも反応する表現力の高さがあります。音色は艶やかで清涼感があり、経年により適度に枯れた味わい深さが加わっているようです。作られた時代背景からしてフォークソングなどの歌伴奏に最適です。指弾きでもピック弾きでも気持ちよく鳴らすことができます。
手頃な価格から楽しめた国産ギターの名品たちも、コンディションの良い個体が見つかりにくくなってきており、価格も上昇傾向にあります。もしお探しの方がおられましたら、手に入るうちにご決断いただいた方が幸せになれると思います。
■諸元
トップ : えぞ松単板
サイド&バック : パリサンドル単板
ネック(指板): アフリカンマホガニー(エボニー指板)
ブリッジ : エボニー
シリアル : 判読不明 製造期間1975年~1979年
付属品 : 中古社外ハードケース
■コンディション
【ネック】
ペグ : オリジナル メッキくすみあり
ナット : オリジナル 幅約44mm
グリップ : 標準的
フレット : 7分山
指板 : ローポジションに演奏による擦り減りが見られる程度で状態良好
トラスロッド : 調整可能
弦長: 約650mm
【ボディ】
キズ等 : 美品
ブリッジ : 高さ削り加工
サドル : オリジナル 中央付近で3mm
ピックガード : 交換
塗装 : リフィニッシュ ラッカー塗装艶出し仕上げ
【総評】
比較的状態の良い個体をもとに小キズを補修し、ラッカーリフィニッシュをしています。
目立つダメージや修復歴はなく安心してお使い頂けます。
ネックの反りや癖はなく、適正な弦高で快適にプレイできます。
当店の販売するギター類は、商品販売(掲載)前にコンディションチェックと弦高調整をおこなっています。
さらに出荷前にも再点検・調整をして、快適にプレイできる最適な状態でお届けします。
当店が定める標準の弦高設定は、12フレット上で 6弦2.5mm/1弦2.0mmとなります。
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当店が手掛けるメンテナンスの一例をホームページで公開しています。
https://www.studio-m-repair.com/
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