[状態]
細かなスレや小傷はありますが、製造年代を考慮すると大切に弾かれていたことが感じられる状態良好な一本。弦高は6弦12フレット上約4.0mm、1弦12フレット上約3.0mm。サドルの残りも十分ありますので今後の弦高調整も可能。ボディ内のラベルとは別にMA-SPECIAL の印字がされたラベルが付属します。
桜井河野の最上級モデルをぜひこの機会にお手に取ってみて下さい。
[Maestro Special]
桜井正毅氏が製作する桜井河野ギターの最高峰モデル「Maestro」の2012年製です。河野賢氏から受け継がれた伝統的な製作技術と、世界的な評価を受ける桜井氏の卓越した設計・音響技術が融合したフラッグシップモデルであり、厳選された最高級材を用いて製作された本器は、豊かで重厚な低音、透明感あふれる中音域、伸びやかで艶のある高音域を兼ね備えたバランスの良いサウンドが魅力です。音の立ち上がりが非常に速く、繊細なニュアンスから力強いフォルテまで奏者の意図を忠実に表現し、単音の美しさはもちろん和音の響きにも優れ、ホールやサロンなど広い空間でも存在感のある音色を響かせます。長年にわたり適切に弾き込まれてきた2012年製ならではの円熟した鳴りと豊かな倍音感を備え、現行品では味わえない熟成されたサウンドを楽しめる点も大きな魅力です。演奏性の高さも特筆すべきポイントで、優れたレスポンスと安定したネックコンディションにより快適な演奏を実現しており、プロフェッショナルな演奏家から上級アマチュア、さらにはコレクターの方まで幅広くご満足いただける一本です。桜井河野ブランドの頂点に位置するMaestroの名にふさわしい風格と完成度を備えた、まさに一生ものと呼べる極上のコンサートクラシックギターです。
[仕様]
表板:シダー
横裏板:マダガスカル・ローズウッド
指板:エボニー
駒:マダガスカル・ローズウッド
糸巻き:Gotoh 510(Black Mather of Pearl)
スケール:650mm
河野 賢(Masaru Kohno)
1926年 水戸で生まれる
1948年 東京高等工芸学校木材工芸科(現:千葉大建築科)卒業と同時にギター製作を開始
1960年 スペインに渡りギター製作を学ぶ
1967年 ベルギーに於ける国際ギターコンクール(エリザベートコンクール)で金メダルを受賞
1998年12月13日 腎盂がんのため死去
卒業制作の為ギターを作ったことが契機となって独学でギター作りを始める。
ギター製作とギター音楽の振興にその生涯をささげた。(株)現代ギター社の創立者でもある。
桜井正毅(Masaki Sakurai)
1944年 東京で生まれる
1967年 上智大学電気電子工学科卒業。同時に河野ギター製作所に入社
1988年 第四回パリ国際ギター製作コンクール第一位
創始者、河野賢と30年以上に渡り制作活動を行う。河野賢のデザインを継承しつつ
独自のデザインを展開し、桜井ブランドを確立する。
2025年7月20日 逝去(享年81歳)
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