Fender(フェンダー)社初のソリッドボディエレクトリックベース『Precision Bass(プレシジョンベース)』は1951年に誕生し発売されました。プレシジョンベースの成功を受け後年に発売される『Jazz Bass(ジャズベース)』とともに、今もミュージックシーンに影響を与え続けております。
今回入荷は1971年頃出荷の1本。カスタムカラーのブラック/ローズウッド指板という高い人気を誇す仕様ですね。
【ボディ】
全体重量は約3.9kg。ボディ材はアルダー。この時期まだカスタムカラーである人気のブラックは、下地にクリアーのポリエステルを使用した「Fender Thick-Skin High-Gloss(シックスキン)」フィニッシュ。年式相応のウェザーチェック、打痕等キズ、ボディバック面のベルトバックル跡、パーツのくすみ等使用感はみられるもの、塗装の艶自体は良好で、年式を考えると比較的きれいなコンディションといえるでしょう。ピックガードは後年のものに交換済み、現状フィンガーレストの穴は少しずれています(ピックガードにピックアップフェンスの穴は設けられていません)。金属カバー類は欠品しております。
【ネック】
ネック材はメイプル、フィンガーボード材はローズウッド。ストリングツリーの移動跡、5フレット裏あたりに米粒程度の大きさの打痕がみられますが、ボディ同様比較的きれいなコンディションといえるでしょう。
チューナーは巻き具合に固さはあるもののしっかりと機能します。フレット/ナットに若干の減りがみられますが、極端なネック反りはなくプレイアビリティは良好です。ヘッド厚16.9mm。ナット幅41.2mm。Bネック仕様らしい握りやすい幅と比較的しっかりとした厚みのネックシェイプとなっております。
【電装系】
コントロールはオーソドックスな【マスターボリューム/マスタートーン】となります。ピックアップはデイティングがしっかりと確認できるグレーボビン。トーンPOTと若干の配線材が交換済みとなっております。
1970年代前半のアルダーボディものらしい中音域の密度と太さを軸に、ローズウッド指板との組み合わせによるウォームで腰のあるローエンド、存在感のあるミッドレンジ、芯の強いアタックが印象的です。ピック弾きでのパンチのある抜けや、指弾きでの粘りと太さをお楽しみいただけます。ルックスも相まってロックなベースですね。
付属品:Fenderブラックトーレックスハードケース
Weight:3.9kg
Body Material:Alder
Neck Material/Scale Length:Maple 1 piece/864.0mm(34inch)
Fingerboard/Fret Marker/Radius:Rosewood round laminate/Pearloid dot/184.15mm(7.25inch)
Nut Width/Fret Size:41.2mm/2.6mm, 20 Fret
Neck Thickness(1F/7F/12F):21.4mm/23.4mm/24.7mm
Capacitor:Dilectron CircleD 50V
Pickup:Fender Precision Bass Split Pickup Gray Bobbin(10.8kΩ)
※ピックアップの直流抵抗値はコントロール部を通した計測となります
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