J.W.Black氏が一人で全工程を製作する、稀少なUSA製の2026年4月最新作が新着入荷!
今回入荷した個体は、1950年代中期の黄金時代を意識したアルダーボディ&メイプルネック仕様!
この個体は、”太い音が出せるローズ指板” の仕様を好んできた方にお薦めしたい個体です。
恐らくですが、ローズ指板を好む方の多くは、良質な50年代のヴィンテージフェンダーストラトを実際に弾いた経験は少ないのではないでしょうか?
実際のところ、楽器店に勤めていても50年代のヴィンテージストラトを弾く機会は決して多くない為、楽器店にいる我々も、メイプルネック=硬い・明るい・少し細い音のイメージを持っている人が大半です。
もちろんそのイメージで正解なのですが、50年代のオリジナルフェンダーのメイプルネックのストラトには異なる点がいくつかあります。
最も特筆すべき点は、煌くような高音域(いわゆる鈴鳴り感)と、甘く太くクリアで抜けの良い中低音域です。
意外に思う方もいるかもしれませんが、「硬く・明るい音」と「鈴鳴り感」と言われるような高音域は全くの別物です。
鈴鳴り感とは、繊細な高音域を複雑に何層も重ねたような音色を指す事から、鈴を例にした名前で呼ばれますが、
その音色の中には、鋭い切れ味と同時に柔らかさなど、相反する要素を含んでいて「硬い音」ではありません。
シャリーンとした心地の良い高音域で、なおかつ耳に痛い部分が無いのです。
フェンダースタイルのエレキギターにとっては、この「鈴鳴り感」があるか無いかがその楽器の良し悪しを決めていると言っても過言ではありません。
50年代60年代のヴィンテージフェンダーが持つこの音色を聞いてしまうと、現行のエレキギターに物足りなさを感じるようになってきます。
Jブラック氏の作る楽器はこの素晴らしい鈴鳴り感を持っているだけでなく、
甘く太くクリアで抜けが良い中低音域のニュアンスが、当時のフェンダーと酷似しています。
特に低音域のレンジの広さは圧倒的で、体感上はローズ指板よりも、もっと低い低域が出ています。
全体を包み込むような太さがありながら、ローズ指板よりも音の反応が早い為、太く明瞭な低域が鳴らせます。
厳密に言えば、オリジナルのサウンドに対してほんの少しだけ芯を太くしたようなニュアンスがあり、この”ほんの少し”の塩梅が絶妙なのです。
この辺りは、ヴィンテージの改造や改良の依頼を数多く引き受けてきたJブラック氏だからこそ出来るサジ加減なのだと思います。
ローズ指板を好む方は「ローズ指板が好き」というより「メイプルが少し苦手」という方の方が多いのですが(私もその一人です)、この個体はメイプルに苦手意識がある方に弾いてもらいたい一本です。
この、”鈴鳴り感”と”甘く太くクリアで抜けの良い中低音域”を体感してもらえれば、
オリジナルフェンダーのメイプルネックのサウンドが、どれだけ魅力的なモノなのか体感して頂けると思います。
(指板面は非常に薄いサテン仕上げのため、演奏中の指先の感触はローズ指板と同じような感じです)
Fender Custom Shopやハイエンドギターの選択肢が沢山ある中で、なぜJ.W.Black Guitarsがここまで絶大な支持を集めているのか、
その理由を問われれば、それは間違いなく「彼の楽器にしかない特別なサウンドとフィーリングがあるから」です。
耳に痛い感じが無いのに煌びやかに伸びる鈴鳴り、スッキリとしているのに深く滑らかな中音域、曇りの無いクリアさと甘さ、図太さが両立した低音域。
相反する特徴を兼ねそろえたこのバランスは、本当に良いヴィンテージフェンダー、ヴィンテージギブソンとも一致します。
J.Black自身も数多くのヴィンテージフェンダーギター/ベースを所有しており、実際に弾かせてもらうとそのどれもが素晴らしいフィーリングを持っています。
なぜ、J.Blackが作るギターがヴィンテージフェンダーのトーンやフィーリングを持っているのかと言えば、最高峰の技術を持ちながら最先端で長年研究をしてきたという事だけでなく、彼自身が所有者としてそのフィーリングを本当に理解しているからに他なりません。
ネックシェイプはローポジションだけほんのわずかにVっぽい感じがするシェイプです。太くもなく、細くもなく、だれが弾いてもしっくりくるグリップ感です。
アルダーボディとメイプルネックの組合せですので、クリーンサウンド非常に良いことは想像しやすいと思いますが、
クランチさせていくにつれて徐々にミドルが太くなっていき、ドライブサウンドでは粘りと芯の図太さ、低音域の明瞭さを兼ねそろえた理想的なバランスに変化していきます。
深い歪みでも立体的なまま、ピッキングのニュアンスを想いのままに表現します。
意外なほどに太く煌びやかに抜けるフロントPUの音色は、思わず「おぉ、、」と声が出てしまう程に最高で、
さらに、リアのクリーントーンは別格です。
自分のピッキング次第で多彩なトーンが出せることに気が付かせてくれる極上の音色で、弾いていて純粋に楽しくなります。
ハイエンドギターではリアはハムバッカーにされがちですが、クランチさせた時の暴れ具合も絶妙で、思い切り歪ませたリアでリフを弾くのも快感です。
芯の太い中低域があるので、少しトーンを絞ればハムバッカー的なサウンドもカバー出来てしまいます(これはリアに限らず、フロントやセンターも同様です)ので、シングルコイルのトーンが好みであれば、ハムバッカーは必要ありません。
メイプルネックでお探しだった方には言うまでもありませんが、超お薦めです。
重量は3.2kgと軽量で、非常に薄い塗装でラッカー、エイジング加工も控えめの個体です。
ちなみに今回の入荷分は、Jさんの直筆シリアル入りのG&G製ハードケースが付属します。
(少し前まではゲーターのセミハードケースでした)
当社新品保証書、スペックシート、専用ハードケース付属
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