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独自の工法と方法論で高品質のアコースティックギターを製作している長野県松本市の老舗ブランド"ヘッドウェイ"。1977~1983年頃まで製作を行っていた昭和ヘッドウェイ。惜しくも工場の火災によってアコースティックの製作は中断され、エレキギターに注力することとなりました。その後もファンの熱望によって1999年にヘッドウェイブランドは復活。今日まで続くブランドとなっています。本器は百瀬氏によって手掛けられたと思われるOMタイプカスタム品”HO-280”。2015年製作のUSED品個体です。アディロンダックスプルーストップ、マダガスカルローズウッドサイド&バック、ホンジュラスマホガニー1Pネック、エボニー指板&ピラミッドブリッジ、ショートサドル仕様、ローズウッドブリッジプレート、ゴトークロームペグ、ダイアモンドスクエア指板ポジション、塗り込みべっ甲柄ピックガード、ヘリンボーントリム、ADJトラスロッド、フォワードシフテッドスキャロップドXブレイシング。扇形のローズウッドブリッジプレート、スキャロップドブレイシングの組み合わせはK.ArcheryのSS仕様を彷彿とさせます。材としては戦前を意識したであろう組み合わせ、20sを感じるピラミッドブリッジ。K.Archeryの製作を担当していたのは百瀬氏であり、ピラミッドブリッジだった1929年頃のOMをイメージしつつ、そのノウハウを活かしたカスタム品かと思われます。百瀬氏の造りだからこその確かな手ごたえ、ネック周りに定評のある頼りがいのあるネックグリップ。やはり太い音色、トラディショナルなテイストを感じさせるサウンド。地に足の着いたコシのある響きでブレない軸がある音色を持っています。音の輪郭はしっかり聞こえ、しかし硬さは感じさせない程よい丸みを帯びたトーン。粒立ち良く華やか、そしてレンジ感自体は広めで使うジャンルも選ばないでしょう。エンドピンはジャックサイズに拡張されており、現在では同径のピンが装着されています。サドル溝1弦側の端に僅か割れが入っていたような跡が見られますが、修正済みで光にかざして見てようやくわかる程度。ボディサイド6弦ショルダー箇所に当て傷とそれを埋めるためかタッチアップされた跡が見られます。ヘッドサイドにはワインダー傷が見られ、ヘッド付け根角にも塗装の欠けがあったのかヘッド全体にオーバーラッカーが施されていますがよく見ないと分からないほどの仕上がりです。その他表面的な細かい擦れ傷が全体に若干見られますが、全体を通して大きな使用感は感じさせない個体。ネック周りの演奏性も整えられ、サドル高さも残しつつ弾きやすい状態に整えられています。拘り貫いた設計や技術、独自の思想を具現化し続けるヘッドウェイ。惜しくも百瀬氏は2024年に逝去されてしまいましたが、その思想や技術を受け継いだ職人たちによって今もギターを作られています。工場が国内にあるためサポートを受けやすいのもメリットの1つです。長年ヘッドウェイを牽引してきた百瀬氏が作ったであろう作品、是非ご体感下さいませ。
オリジナルハードケースが付属します。
Condition:EX
Top:Solid Adirondack Spruce
Side:Solid Madagascar Rosewood
Back:Solid Madagascar Rosewood
Neck:Honduras Mahogany 1pc.
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Head:Gotoh SE-510w 06M XC
Fingerboard Inlay:Square Diamond
Rosette:Wood
Binding:Ivoroid Herringbone
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:None
Nut width:43mm
Scale:645mm
Case:Original Hard Case
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