和材をふんだんに使用した個性あふれる1本!
トップ材には昨今定番となりつつある、栃を採用。
指板にはこちらも定番の縞黒檀を採用。
しかし本機が明らかに異質なのはバック材。
採用されたのは高野槙。
学術名Sciadopitys verticillata、高野槇とも表記される、コウヤマキ科コウヤマキ属の針葉樹。
古来より日本では桶などに使用されており、ヒノキなどと比較すると香りが少ないことから寿司桶などの飲食物を入れる用具に供されていたとされます。
外観にも細かいこだわりが満載。
トップの栃はベニバナトチノキの花をイメージした鮮やかなカラーリング。
一般的にマロニエと呼ばれるのはセイヨウトチノキの方が多く、こちらは白い花が咲くので今回のMarronie Burstというカラーの名付けは厳密には少々誤りではありますが、トップ材の栃を鮮やかに表現する良いカラーとなりました。
一方でバックはシンプルなナチュラルカラー。
高野槙の美しい木目がしっかりと楽しめます。
指板のドットポジションも高野槙の端材から作成。
ぱっと見はクレイドットのように見えますが、よく見ると独特な木目が美しさを引き立てます。
ヘッド周りにも細かなアレンジがいくつか。
ペグボタンは木製のものに変更し、よりウッディなオーラを楽しめるようにしました。
さらに外観と実益もかねたものとして、ストリングリテイナーは標準のカモメ型からバレル型に変更。
Trad Tらしいモダンさをより一層強調します。
ピックガードは立体感と高級感が魅力的なアクリル鼈甲を採用。
グッと深みが増したような外観となります。
サウンドに関しましては、一般的なTLシェイプのモデルに比べると、ややふくよかなサウンドに感じます。
個人的にはボディにマホガニーを使用したTLモデルに近しいものを感じましたが、それよりもややジャキっと感が強い印象です。
ディストーションやファズでしっかり歪ませても破綻しないサウンド。クランチでのカッティングや甘いトーンもお手のものです。
PUとして採用されている、Infiniteオリジナル PU Hybridとも相性が抜群です。
ストリングリテイナーは標準のカモメ型からバレル型に変更している点などもモダンサウンドに大きく寄与していると思います。
SPEC
Body Top : 栃
Body Back : 高野槙(コウヤマキ)
Neck : Maple (Slim C)
Fingerboard : 縞黒檀 (Macassar Ebony) (10-14R)
Fret : Jescar 47095-SS
PU : Infinite Hybrid
Control : 1V, 1T, 3Way-Selector
Bridge : GOTOH WT3
Tuner : GOTOH SG381
Finish : Top Lacquer
Weight : 3.0kg
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