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こちらは、2026サウンドメッセ会場にて当店担当が選定したDS7が入荷致しました。
今回のサウンドメッセでは、私が当社代表としてDS入札していたのですが、奇跡的に抽選で4本も当選致しました。
今回当選した4本は東京へ2本、名古屋へ1本、そして当店に1本割振り致しましたが、現地に選定しに行っていた者の特権として、一番気に入った個体を当店に導入致しました。
今回様々なギターがSugiのサウンドメッセ会場に展示されておりましたが、中でも激しい杢目と美しいカラーリングで一際目立っていたのが今回入手した個体でした。
当店確保分の個体はプレミアムバールメイプルトップにインディアンローズウッド指板、アルダーボディーという仕様です。
当個体の魅力は何と言っても非常に美しいバールの杢目を幻想的なネブラカラーで仕上げたSugiらしいルックスにございます。
しかし当個体はトップの美しさのみが魅力ではありません。
指板のローズウッドも鮮やか且つ非常によく目が詰まっていたので、私自身が一目ぼれしてしまった次第でございます。
そんなDS7というモデルは、3年ぶりに製作された限定モデルでございます。
DS7を生産する年は最大12本のみ生産という、少数ロットでの生産となるので、そもそも市場にも殆ど出回っておりません。
この12本という本数を世界中のディーラーや個人のお客様で配分する形になる為、日本国内の楽器店に入る本数は数える程となります。
DS7のコンセプトは、透明感のあるクリーンを発揮する7弦という内容です。
ピックアップには、透明感のあるサウンドながらも余裕のあるパワー感を発揮するベアナックルを搭載しております。
ベアナックルの特徴でもある、繊細かつ綺麗なクリーンとはっきりとした輪郭を持つハイパワーさという二律背反の要素を一つにまとめてしまったサウンドは、まさにSugiのDS7のコンセプトにピッタリでした。
元々SugiのDS496は繊細なサウンドを得意としているモデルでありましたが、DS7はより一層その特徴に拍車がかかっている様に感じられます。
SugiがDS7にかける情熱は開発段階から常軌を逸しておりました。
最初のDS7が発売された頃、世の中ではちょうどMusic ManのJPやMajestyシリーズの7弦が非常に人気な時期でした。
当時7弦用のブリッジはフロイドかFixedブリッジしか一般的には存在しておらず(Hipshotがシンクロを開発した頃です)、JPやMajestyは例外的に独自規格のシンクロブリッジを搭載しておりました。
様々な要因によりMusic Manは売れておりましたが、シンクロの7弦という点は当時非常に重要な要素となっておりました。
そんな時、SugiはDS7の製作に向けてGotohと共同開発で7弦用のシンクロブリッジを開発したという経緯がございます。
DS7の製作が始まる頃、丁度ヒップショットの7弦用シンクロが発売された頃ですが、それでも妥協せずに全幅の信用を置く国産のゴトーで7弦用シンクロを開発に踏み切った程に、SugiはDS7開発に本気を出しておりました。
高い演奏性に、多彩なサウンドメイク、そして何より"美しいギター"である事がDS7というモデルを端的に表した言葉であると思われます。
DS7は計算されたヒールカットやコンターカットにより、ストレスのない演奏が望めるギターです。
これまではミディアムスケールでDS7を製作してきていたSugiですが、今年はロングスケール(324mm)でDS7を製作しております。
サウンド的にも従来のDS7と比べてハリのあるトーンを出しやすくなる為、巻弦をブリブリ言わせるようなサウンドメイクが得意なギターに仕上がっております。
ネックシェイプは7弦の中でも比較的薄めなネックシェイプをしており、手が小さい方でもストレスなく演奏が出来る程でございます。
非常になだらかな弧を描いたシェイプをしており、ネックサイド周辺で急にカーブが変わる様な感覚も一切ありません。
太いネックに慣れている方ならば、ネックが薄くてベッタリしているという印象を抱く可能性はありますが、少しの時間で慣れてしまうであろう程度の薄さです。
所謂Ibanezの様な、人によっては心許なさを感じる印象は一切なく、程よい肉厚感をスラリとしたネックシェイプがカバーして演奏性が高まっている様なシェイプです。
この様なネックシェイプを採用している為、テクニカルプレイをするプレイヤーには勿論の事、しっかり握り込んでコードプレイを多用するプレイヤーにもオススメが出来ます。
国内で最も権威のあるビルダーの一人である椙本氏が世界中に送り出す力作の限定モデル"DS7"。
最高級の国産ハイエンドギターをお探しの方は是非一度お試し下さい。
次に、当個体に関してのご説明を致します。
当個体は先述の通り、サウンドメッセの会場の中でも一瞬で私の心を射止めた程に魅力あるルックスをしております。
ルックス面ですが、とにかくカッコいい杢目とそれを彩る幻想的であり高級感溢れるカラーリングにより、ため息が出てしまう程に素晴らしい仕上がりとなっております。
サウンド的には、透明感が強く出ている上に心地よい粘りと色っぽさを感じる事が出来る、極上の個体に仕上がっております。
当個体のボディーには、アルダーが採用されております。
アルダーボディーを採用した事で、中音域から高音域にかけて豊かな膨らみと優れた分離感を持つサウンドになっております。
マホを使ったDS7もございますが、AlderボディーのDS7の方はより透明感とエッジ感に富んだサウンドとなりますので、一音一音の分離感を重視したプレイや歪ませた時のコード感に悩まされて来たプレイヤーは是非このアルダーボディー仕様のDS7をお試し頂きたいところです。
この特徴は、当商品ページの序盤で述べたDS7のコンセプト"透明感のあるクリーンを発揮する7弦"とまさにマッチする特徴なので、Sugiがいかにコンセプトを重視したウッドセレクトをしていたのかが伺い知れます。
こういった材の組み合わせにより、最初に述べた様な透明感と粘り感に優れたサウンドというギターに仕上がっているのです。
特に当個体は、強めに歪ませたセッティングでフロントPUを選択し、リードプレイをすると最高に気持ちが良いサウンドを発揮します。
非常に伸びやかで色っぽさ溢れるサウンドながらも、一音一音に立体感と瑞々しさを感じられるので、ロングトーンが病み付きになってしまいます。
ヘビーなサウンドからクリアで繊細なサウンドまで幅広くカバーする驚異的な7弦ギター"DS7"を是非お試し下さいませ。
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