1931年に12フレット・モデル。1934年に14フレット・モデルが登場し、現在に至るまでトップを走り続ける「D-28」
多くのマイナーチェンジをしながら愛されているワールド・スタンダードモデルです。
当初ヘリングボーン・バインディングやスロテッドダイヤモンドインレイという仕様から始まり40年代後半に今に通づる仕様へと変化してきました。
本機は1952年製。Tバーロッド、ノンスキャロップド・ブレーシング、ドットインレイ、白黒のストライプバインディング等マーチン愛好家に人気の50年代モデルです。
トップはシトカスプルース、サイド&バックは言わずもがなハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)となります。
そのハカランダの杢目も非常に個性的で、まるで接ぎ木をしてあるかのような切り替わりがあります。
非常によく焼けたアンバートップが70数年の年月を感じさせてくれます。
過去の補修歴はそれなりかと思います。ネックリセット、ブリッジの浮き補修やブレーシング接着等必要なことを必要なときにしてきている印象です。
ネックリセットに関しては、アングルを変えようという意図は見られずあくまで元起きや剥がれの補修をメインとしたものであったと思われ現状概ねストレートなコンデイションをキープ、弦高はあくまで当時の意図に基づいているようです。
フレット&ナットは交換されているようです。(フレットは恐らく)
ナットは象牙材により製作されています。
ペグ(ブッシュは交換)、ピックガードはオリジナルと思われます。ピックガードには白濁、浮きを伴う歪みが見られます。
所謂マーチンクラックの補修が行われており、割れた時や修理時よりあるのだ思われるトップの歪みを感じてしまいますが内部に2箇所クリートがございますので割れが動く等の不安はありません。
トップは極めてフラットです。リペアによるものかは不明ですが嫌な歪みもなくそうだとしても問題ないのではないでしょうか。
ボディサイドに一箇所割れがございます。動きはなく元の割れ留の真裏になるのでクリート補修等はされていません。
先述の通り弦高は当時仕様となりサドル的には目一杯で6弦/3.0mm、1弦/2.3mm程となります。それでも現代標準の許容範囲に入っても良い程度ではないでしょうか。
ネックの裏にカポ傷がございます。演奏時にはそれほど気になることはございませんでした。
ボディトップはオリジナルフィニッシュとなります。ツヤも十分ベトつきもなくウェザーチェックや傷だけはかっこいい。珍しいグッドコンデイションです。
(サイド&バックはオーバーラッカー歴あり)
パワフル、きらびやか、サウンドの特徴を説明するのも一辺倒となりますが、今のD-28とは違うパンチ力を感じざるを得ません。
非常に希少な50年代D-28。是非ご検討下さい。
オリジナルハードケース付属(補修や破損等見られます。収納~運搬に不安さはありません)
掲載画像枚数制限のため、詳細はロッキンオンラインストアよりご確認下さい。
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