1980年代半ばにフジゲン工場で製造された、フェンダー・ジャパンの「TL62B-70」です。シリアルナンバーから、1985〜1986年頃(Aシリアル期)の個体と見受けられます。
本器は1962年製のカスタム・テレキャスターをベースにしており、ボディのトップおよびバックに施されたダブル・バインディングが外観上の大きな特徴です。木材はアルダーボディにローズウッド指板を組み合わせた王道の仕様。ネックグリップは適度な厚みのCシェイプとなっており、プレイスタイルを選ばず馴染み易い定番の握り心地です。当時の国産モデルならではの丁寧な造りと、クラシカルで引き締まったルックスを兼ね備えています。
サウンド面では、テレキャスターらしい輪郭のハッキリとした、エッジのあるトーンをアウトプットします。カスタム・テレキャスター特有のタイトなカッティングはもちろん、経年変化によって適度に乾燥した木材ならではのすっきりとした生鳴りも心地よく、アンサンブルの中で扱いやすいサウンドキャラクターです。
コンディションに関しまして、ネックには現状やや波打ちが見られ、トラスロッドは締め方向に余裕が少なめとなっております。ただ、現状のセッティングにおいて、通常の演奏に支障が出るような極端な音詰まりやチョーキング時の音切れなどは発生しておらず、プレイヤーズコンディションとしてそのままお使いいただける状態です。フレット残量は全体的に6割程度。外観は製造から40年近くが経過しているため、年式相応の打痕や小キズ、金属パーツのクスミなどが見られますが、経年相応の風合いとして捉えていただける範囲です。
重量は3.2kgと、テレキャスターとしては非常に軽量な個体です。取り回しが良く、長時間のスタジオ練習やステージでも身体への負担が少ないため、実用性を重視される方には大きなメリットとなります。軽量な個体ならではの、レスポンスが良く軽快な鳴りも魅力です。
ケース等の付属品はなく本体のみの販売となりますが、ネックコンディションを考慮し、初期フジゲン期の一本としてはお求めやすい価格に設定いたしました。お届けの際は、配送時の衝撃から楽器を守るため、専用の梱包資材を用いて厳重に梱包いたします。
年々市場での希少性が高まっている1980年代の国産テレキャスターです。実戦的な一本を探されている方は、ぜひこの機会にご検討ください。
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【状態】
型番 :TL62B-70
製造年 :1985-1986年製
製造国 :日本製
シリアルNo:A054525(フジゲン期)
ネックコンディション:波打ち有
トラスロッド:緩める方向に余裕少ない
フレット残量:6割程度
重量 :3.2kg
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