日本を代表する老舗アコースティック・ギター・メーカーK.ヤイリ。70年代には雨後の筍のように乱立していたアコースティック・ギター・メーカーの中で、今なお第一線で活躍する名実共にトップ・クラスのアコースティック・ギター・メーカーです。今回入荷は82年製のDY-35。いわゆるマーチン・レプリカを目指したオール・ソリッド・ウッドのDYシリーズは、もう一つの人気シリーズYWシリーズと共に長年ヤイリを支えてきた不動の人気シリーズです!
ソリッド・スプルースTOP、ソリッド・ローズウッドSIDE&BACK(バック3ピース)、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測42.8mmナット、645mmスケールのドレッドノート・ボディー。
サウンドはガツンと豪快に鳴るパワフル・サウンド!35レプリカとは言えサウンドはマーチンD-35とはやはり違います(笑)。D-35の背の低いブレーシングまでは再現されていないせいか、どちらかと言えば28に近い押し出しの強いサウンドになっています。当時のマーチンD-35の人気に影響され、70年代の日本のギターには3ピース・バックのギターが非常に多かったですが、例外なくサウンドはやはり別物ですね(笑)。こちらの個体もカツンと音が立ち上がり、エッジ感強めのブライトなサウンドですので、マーチンの35サウンドを期待すると裏切られます。とは言え、これはこれで別物として考えれば充分完成度の高いサウンドかと思います。フラットピックで搔き鳴らせば、かなり開いたサウンドで、キラキラとした煌びやかさも感じられるパワフルでラウドなサウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾いても粒立ちが良く適度なサスティーンを伴った煌びやかなサウンドを奏でますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルで、オール・ソリッド・ボディーならではの高品質なサウンドをお楽しみ頂ける事と思います!
楽器のコンディションは年式なりの小キズやちょっとした修理歴などありますが、トータルで判断すれば年式の割にはかなり綺麗な優良個体かと思います!まず修理歴としては、3ピース・バックのセンターのローズウッドがエンド部から8cmほどクラックが入り接着修理されています。裏からは補強のクリートも打たれしっかり接着されていますし、綺麗に木も閉じていますので、見た目も全然分からないんじゃないかと思います。光にかざしてよくよく見ると、うっすらとした筋状のモノが見えますが、普通に見ている分には間近で見ても全然何処だか判りません。また、ペグはゴールドのグローバーに交換されています。キズに関しては、ちょこちょこと小キズは散見出来ますが、ビンテージ品として見て気になる程の大きなキズは無く、全体的にはかなり綺麗な印象です。ジャパン・ビンテージに付きものの塗装の白濁もありません。
ネック・コンディションは良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはリフレットされてからほとんど弾かれていないようで、ほぼ10割の高さが残っています。
ネックも細めで握りやすいのでワンランク上のギターをお探しのビギナーの方にもオススメの安心の日本製です!
オリジナル・ハード・ケース付き
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