2012年、私はギターペダルの世界において今まで行われていなかったようなトーンシェイピング・デバイスの奇抜なアイデアを思いつきました。それは、私が愛して止まないエレクトリックギターの“ダイレクト・イン”レコーディングのサウンドを再現できるペダルを製作することでした。Beatles や Spoon、Wilco、Steely Danといったバンドは長年にわたってこの手法を採用していましたが、ライブで再現することはほとんど不可能だったのです。
このペダルで自分の機材をNeveのスタジオコンソールと同等のトーンにトランスフォームしたかったのですが、それは簡単な作業ではありませんでした。しかし、多くの試行錯誤や実験、そして作業のやり直し等を経て、このコンセプトは我々の想像をはるかに超えるものへと進化しました。
2014年にロンドンにあるアビー・ロードスタジオで最初のデモビデオを撮影したとき、このアイデアが我々が今まで製作してきた製品の中で最もユニークなプロダクトに進化したことを確信しました。様々な楽器との互換性を備えた本格的なスタジオグレードのプリアンプ/EQ/ディストーションペダルとして完成したCOLOUR BOXは、私がずっと追い求めていた以上の成果でした。
リリース当日になってもこの COLOUR BOXがどのように受け入れられるのか想像できませんでしたが、私は非常に満足していました。そして数か月が経過したとき、我々は驚くべきことが起き始めているのを目にしました。それは、スタジオやライブボーカルをはじめ、キックドラム、アコースティックギター、ベース、キーボード、ドラムのオーバーヘッドマイク、ステレオ・バス、ルームマイク、シンセサイザー、リアンプ、そして信じられないほど大きなステージにセットアップされたほとんどの楽器にCOLOUR BOXが使用されている光景でした。あらゆるプロデューサー、エンジニアやアーティストたちがメールやSNSで我々に COLOUR BOXをどのように使用したのかを知らせてくれたのです。
このユニットのサウンドはU2、Wilco、Beck、Mac DeMarco、St.Vincent、The National、Spoon、Collective Soul、Muse、War on Drugs、Foo Fighters、Phantogramなどの数々のレコーディング(音源)で聴くことができます。このペダルを誇らしく思うと同時により良くするべきと考え、今回 V2 を製作するに至りました。COLOUR BOX V2はV1の全ての機能を継承し、さらに拡張したEQコントロール、大きくてクリーンなヘッドルームを得られる Hi/Lo スイッチ、コンデンサマイクに対応したファンタム電源といった機能を新たに搭載しました。
COLOUR BOX V2の特徴とコントロールを見て行きましょう。
赤色のGainセクションはMaster、Pre-Vol、Stepの3つのコントロールで構成されています。 Masterボリュームコントロールはユニット全体のボリュームをコントロールします。 Pre-Volは2つのインターナル・ゲインステージのゲイン量をコントロールします。 一般的な“Drive”や“Gain”コントロールの動作と同様で、ゲインを増加させることでグリットやディストーション、ファズといったサウンドを得られます。
STEPコントロールは、各プリアンプステージのゲインを5段階で増加させます。STEPノブを左から右に回すことで+18dB、+23dB、+28dB、+33dB、+39dBの順にゲインが増加します。
COLOUR BOX V2には、クリーンなヘッドルームの大きさを切り替えられるHI/LOスイッチを新たに搭載しました。LOモードではブレイクアップすることのないピュアなクリーンサウンドを簡単に得られるので、ディストーションサウンドを必要としないトーンシェイピングに最適です。HIモードでは容易に歪むので、オーバードライブ、ディストーション、ファズといった幅広いサウンドを得ることが可能です。
HI/LOスイッチのほか、COLOUR BOX V2の右側面に -20dB Padスイッチも搭載しています。この機能はXLRインプットモードの時にだけ動作し、出力の高いマイクのボリュームを調整するのに効果的です。
青色のEQセクションには、標準のTreble、Middle、Bass コントロールとそれらと相互作用する3つの新しい Shift コントロールを搭載しています。このノブはTreble、Middle、Bassコントロールの周波数の範囲を調整します。Shiftノブの中心周波数はTrebleが10kHz、Middleが1kHz、Bassが120Hzとなっており、Treble、Middle、Bassノブは +/- 17dBの間でブースト/カットをコントロールします。ハイミッドの周波数帯をブーストしたい場合は、Mid Shiftノブを3時方向以上に回し、Middleノブを12時方向以上に回します。より高いトレブルの帯域をカットしたい場合はTreble Shift ノブを3時方向以上に回し、Trebleノブを12時方向以下に設定します。Shiftノブにより、COLOUR BOX V2を介したあらゆる入力信号のEQを正確にコントロールすることができます。
Hi-Passセクションは、Hi-Passノブの下にあるトグルスイッチでON/OFFの切替が可能です。トグルスイッチを上方向に切り替えるとHi-Passノブが有効になり、60〜800Hzの間で1オクターブ毎に 6dB 変化させます。
COLOUR BOX V2は、楽器入力用の1/4”フォンインプットとマイク入力用のXLRインプットの両方に対応したコンボジャックを採用しています。筐体の右サイドに配置されているINST/XLRスイッチで使用するソースに合わせて入力端子を切り替えます。
COLOUR BOX V2は標準的な DC9V センターマイナス極性で動作します。(9V以上の電源は接続しないでください)。
W98 × D144 × H65 (?)
※画像はサンプルです。
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