"Slingerland(スリンガーランド)"は、"Henry H.Slingerland(ヘンリー H.スリンガーランド)"によってアメリカ・シカゴにて創業された楽器ブランド。1910年代にヴァイオリン、ギター、マンドリン、バンジョー、ドラムなどの販売を手掛け始め、その後1920年代初頭には自社工場での楽器製造へと事業を拡大していきました。また”Harmony(ハーモニー)"や"Kay(ケイ)”、当時"National(ナショナル)”や”Dobro(ドブロ)"の製造を請け負っていた”Regal(リーガル)"などの弦楽器メーカーで製造をしたOEM製品も販売していたそうです。その中には当時登場し始めたばかりのリゾネーターギターを模した"フェイク・リゾネーター"が存在しており、本器はその1本になります。1933年~1935年製の"Cathedranola(カテドラノラ)"。バーチトップ&サイド&バック、マホガニーネック、ローズウッド指板、ハカランダ天神板、オリジナルWaverly製3連ペグ、ラダーブレイシング、ワイヤースクリーンで覆われた2つのサウンドホール、真鍮製クロームカバープレート。ナット幅約57mmのしっかりと握り応えのある丸く野太いネックシェイプ。当時には単なるパーラーギターに金属製カバーをあしらっただけのまさに完全な"フェイク・リゾネーター"も存在していますが、本器はボディトップ中央に薄いスプルース材で作られた振動板がありカバープレートで覆われています。金属製コーンを持った本家リゾネーターのような音量感や金属的な響きとは異なるユニークなサウンド。振動板から発せられるレンジを絞ったサウンドは、振動板とカバーの間の空間で独特の共鳴を持ち、ボディ内部で鳴るもうひとつの低音が並んで響くような独特の印象です。特にオープンチューニングをした際にその豊かな響きが大きく感じられ、魅力的で特徴的なアタックに、不思議と伸びやかな低音のサスティーンが残る雰囲気抜群のグッドサウンドが心地よい1本です。経年・使用に伴う小傷や所々の打痕、演奏痕などは見られますが、大きく木部をえぐるようなものはなく、年代を鑑みるとコンディションの良いノンクラックの本器。ネック周りのコンディションも良好で弾きやすいアクションを保ってくれています。個性的な響きででつい手に取ってしまうような魅力の1本。一風変わったカウチギターとしてもばっちり。是非お手元でお確かめください。ハードケースが付属
Condition:EX++
Top:Birch
Side:Birch
Back:Birch
Neck:Mahogany
Fingerboard:Rosewood
Bridge:Rosewood
Machine Heads:Waverly/3 on plate Open Gear
Fingerboard Inlay:Dots
Binding:Black
Pick Guard:None
Pick up:None
Nut width:57mm
Scale:635mm
Case:Hard Case
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