1964年に登場し、現在もたいへん人気のある『Mustang(ムスタング)』。スチューデントモデルとしての立ち位置ながらもレギュラーモデルにも劣らぬウッドマテリアルやパーツによって、手軽にフェンダートーンを楽しめるギターとして人気を博しました。
今回入荷は1967年頃の出荷品。レッドボディにローズウッド指板という人気の組み合わせの1本です。
【ボディ】
全体重量は約3.4kg。モデル発足初期からのオリジナルカラーであるポップなレッドがいいですね。年式相応のウェザーチェック、エルボー付近やボディ外周の塗装剥げ、打痕、金属パーツの若干のくすみ等はみられますが、比較的きれいなコンディションをキープしております。アームバーが交換されております。
【ネック】
ネック材はメイプル。フィンガーボード材はローズウッド。ストラトなどよりも短い、24インチスケールが採用されています。「OFFSET Contour Body」のデカールは貼られない時期のものですね。ヘッドトップのウェザーチェック、12フレット裏付近を中心に打痕や使用感、金属パーツのくすみがみられますが、ボディ同様比較的きれいなコンディションといえるでしょう。チューナーは1弦用のつまみに少々の曲がりがみられますが、巻き具合の固さ自体はそれほどバラつきはみられず、しっかりと機能します。当店にてナットの交換とフレットのすり合わせ調整を行っておりますので、プレイアビリティは良好です。ヘッド厚16.0mm。ナット幅40.4mm。程よい厚みのある比較的しっかりとしたネックシェイプが特徴です。
【電装系】
ムスタングおなじみのコントロールは【マスターボリューム/マスタートーン/各ピックアップセレクタースイッチ】。ピックアップセレクターのスイッチング次第でインフェイズ/アウトオブフェイズのミックスサウンドを作ることができるおなじみのコントロール。ピックアップは当時のデイティングが確認できる専用グレーボビン。小ぶりなスケールならではの柔らかいテンション感と相まって、歯切れよく軽快なアタックと、どこか甘さを含んだミッドレンジが印象的。フロントでは丸みのあるウォームなトーン、リアではブライトでエッジの立ったサウンドが得られ、両者をインフェイズでミックスすればハリのあるカッティングに最適なきらびやかさを、アウトオブフェイズでは中域が削がれた独特のスリムでファンキーな質感を生み出します。クリーンはもちろん、軽くドライブさせた際の心地よい質感も魅力です。
付属品:Fenderシルバーハードケース
Weight:3.4kg
Neck Material/Scale Length:Maple 1 piece/609.0mm(24inch)
Fingerboard/Fret Marker/Radius:Rosewood round laminate/Pearoid dot,22 Fret/184.15mm(7.25inch)
Nut Width/Fret Size(width):40.4mm(replaced)/2.1mm
Neck Thickness(1F/7F/12F):21.0mm/22.8mm/23.0mm
Capacitor:Dilectron CircleD 50V
Pickup(Neck/Bridge):Fender Mustang Gray Bobbin Singlecoil(5.6kΩ/5.7kΩ)
※ピックアップの直流抵抗値はコントロール部を通しての計測となります
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