Momose の「Modern Virtuoso series」は、伝統的なエレキギター/ベースの歴史に敬意を払いながらも、現代の演奏家が求める仕様を随所に採り入れたシリーズです。
シリーズ名に含まれる「Virtuoso」は、芸術、とりわけ音楽における名人・名手・大家・巨匠といった意味を持つ言葉です。このような言葉からは少し仰々しいイメージも想起されるかもしれませんが、SNS や動画投稿サイトなど多彩なプラットフォームが発達した現代では、誰もが気兼ねなく自分自身を表現し、発信することができるようになりました。
そうした時代においては、誰もが“名手(Virtuoso)”と呼ばれる演奏家になりうる可能性を秘めています。
時代の流れを見つめながら、着実に技術と経験を積み上げてきた飛鳥ファクトリーの熟練クラフトマンが製作を担当し、現代の音楽シーンに自然に溶け込む楽器を展開していきます。
柾目メイプルネック
ネックには、一般的なエレキギターに使用されるものと比べて反りに強い「柾目取り」のメイプル材を採用しています。
柾目は丸太から木材を切り出す際の歩留まりが悪く、多くの量を確保しづらい木目ですが、ネック材として用いた場合、弦の張力に対して木目の向きが有利に働きます。その結果、順反り・逆反りといったエレキギターにありがちなネックの動きが少ない、強度と安定性に優れたネックに仕上がります。
Mojotone Classic Strat ×2 + Classic Humbucker Hot
ピックアップには、アメリカ・ノースカロライナ州のハンドワイヤリング・ピックアップブランド Mojotone を採用しています。
フロントおよびセンターポジションには、50年代のビンテージモデルから連想される、明瞭な輪郭を持つクリーンサウンドを志向して設計された “Classic Strat” を搭載。
リアポジションには、PAF の再現を指向した「Clone ’59」モデルをベースに、現代的な味付けを加え、低音域をやや強調しつつ、サスティンが長くなるようチューニングされた “Classic Hot” をレイアウトしています。
GOTOH 510T ブリッジ
ブリッジには、信頼性の高い GOTOH 製 2点支持トレモロユニット “510T” シリーズを搭載しています。
“510T” シリーズは、従来のヴィンテージスタイルにとらわれることなく、トレモロユニットとしての機能性を徹底的に追求したモデルです。クリアランスの少ない独自のアームシステムを採用し、可動の支点となるエッジ部の強度と耐摩耗性を確保するため、プレートには高硬度のクロームモリブデン鋼を採用。精密な加工と高度な熱処理によって仕上げられています。
支点部にはスタッドロック(PAT.)を採用した 2点支持アンカーナットタイプを採用。さらに、サドルとボールエンド間で弦がプレートに干渉しないよう独自形状に成形された FST 機構(PAT.)付きブロックを装備することで、アーミング後のチューニング復元性が飛躍的に向上しています。
GOTOH 社ウェブサイトより引用:
https://g-gotoh.com/productList/tremolo-510-series-ja/page/2/
Hipshot Grip-Lock ペグ
ペグには、1983年にカリフォルニア州で設立された Hipshot 社のロックペグ “Grip-Lock” を採用しています。
精密に切り出された 18:1 のギヤ比とナイロン製ベアリングの組み合わせにより、長期間にわたってスムーズな操作感と正確なチューニングを維持します。採用しているペグは、ポストの高さが弦ごとに異なり、ナットに対して常に適切なテンションがかかるよう設計されています。この構造により、ストリングガイドが不要となっている点も特長です。
一般的に、極端なアーミングを行う際には、ナットより先のストリングガイド部分や、ペグポストに何周も巻き付けられた弦が、アームダウンから戻るときにチューニングを狂わせる大きな要因になります。
Hipshot のロックペグを使用することで、弦の巻き数はほとんど必要なく(ペグポスト半周程度)、ストリングガイドで弦が引っかかることもありません。その結果、アーミング後のチューニング安定性は飛躍的に向上します。
オイル漬け高密度水牛骨ナット
ナットおよびサドルの素材には、一般的に牛骨のほか、タスク、象牙、ブラス、プラスチック、カーボンファイバーなどさまざまなものが存在し、それぞれに長所・短所があります。
その中で Momose 製品では、一貫して牛骨素材のナットを使用し続けてきましたが、このたび従来よりもさらに密度が高く、安定した品質が確保できる「水牛骨」製ナットを新たに採用しました。
牛骨素材は、同じ牛骨であっても部位や個体差によって密度にばらつきがあり、密度が低い部位を使用した場合、目視でもわかるほど「す」が入っていたり、質感がスカスカとしたものになってしまうことがあります。
今回採用する水牛骨では、仕入れの段階で比重に基準を設け、1.7 以上のもののみを使用しています。この基準値は、従来使用していた牛骨よりも密度が高く、外観や質感はもちろん、音質面でも優位性があると考えています。
なお、象牙の比重は 1.7 1.9 といわれており、今回採用する水牛骨は、象牙に近い素材特性を持っている点も特徴のひとつです。
ハイポジションの演奏性を高めるホーン形状
“MC” モデルは、トラディショナルな ST タイプと比較して、高音弦側ホーン部のえぐりを大きく取ったデザインとなっています。これにより、ハイポジションでの演奏性が向上するだけでなく、手の大きなプレイヤーの方でも、ハイフレットまでストレスなく駆け上がるようなプレイが可能になります。
ジョイントプレートの落とし込み加工
トラディショナルなサウンド特性を損なわないよう、オーソドックスなプレートジョイント方式を採用しながらも、ジョイントプレート部をボディ側に落とし込む加工を施しています。これにより、伝統的なサウンドと高い演奏性の両立を実現しています。
指板トラブルを防ぐウッドバインディング
指板サイドには、指板材と同じ木材を使用したウッドバインディングを施しています。これにより、指板側面の手触りが非常に滑らかになるだけでなく、乾燥などによりフレットのバリが飛び出してしまうようなトラブルの防止にもつながります。
広めに設けたロッドアジャストホール
独自形状のヘッドストック部には、スムーズなネックアジャストを可能にする広めのアジャストホールを設けています。調整作業が行いやすいよう、ホール形状にも配慮した設計となっています。
リニューアルに伴う新仕様
Centralab オイルコンデンサー
新たなピックアップの開発に合わせて、トーン回路のコンデンサーについても見直しを行いました。
数多くの候補の中からピックアップとの相性を重視し、Centralab 製オイルコンデンサーを採用しています。プレイヤーのニュアンスにしっかりと反応するレスポン
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