数あるジャパン・ビンテージ・ブランドの中でも、とりわけマニアックなファンの多いS.ヤイリ。当時のS.ヤイリは一番安い価格設定の物でも6万円スタートという、日本のブランドとしてはなかなかにお高く、当時のギター少年にとっては簡単に手に入れる事は出来ないプチ憧れの存在でした。そんな少年時代を経て、現在では立派なギターおじさんになった(笑)我々以上の年齢層のアコギ弾きにはどこか懐かしくもあり、やはり一度は手にしておきたいブランドとして、今なおファンの多い人気ブランドです。今回はYD-303や304などのカタログ・モデルやスペックが決まる前の極初期の物と思われる個体が入荷しました!
ソリッド・スプルースTOP、ラミネイト・ハカランダSIDE&BACK(バック2ピース)、マホガニーNECK、エボニー指板、ローズウッド・ブリッジ、実測44.9mmナット、645mmスケールのドレッドノート・ボディー。トラスロッド1フレット下、指板刻印無し、ネック・ブロックに432KMの刻印のみという仕様。コアなファンが運営するS.ヤイリの資料サイトによると、70年かそれ以前に作られた個体のようです。
サウンドはバリンバリンと豪快に鳴るSヤイリ・サウンド!ヤイリらしい芯の太い出音にハカランダならではのエッジの効いたブライトな倍音が絡み、野太くも無骨な、それでいてギラギラとした野性味を感じさせるサウンド。近年物によくあるキラキラと美しい倍音感とはちょっと違い、やはり昭和の無骨さを感じさせてくれるようなサウンドです。フラットピックで掻き鳴らせばバリンバリンに開いた攻撃力抜群の爆音を響かせますし、フィンガーで爪弾いてもハカランダらしいエッジ感を伴った芯の太いサウンドが得られます。昭和の数々の名曲をガシガシ弾けば、何とも嵌まる懐かしくも安定のサウンドを存分にご堪能頂けます!
楽器のコンディションは年式なりのキズや使用感、経年感などありますが、弾く為のギターとしてはばっちり調整が行き届いています。ボディー・トップは渋く色焼けしていて、打痕や弾きキズ、擦り傷など盛大に付いていますので、決して美品とは言えませんが、ビンテージならではの貫禄ある顔付きです。ボディー・トップのセンター・シーム部は一度剥がれて接着修理されています。ボディー内部には補強のシームが打たれています。SIDE&BACKにはジャパン・ビンテージに付きものの白濁傾向が僅かに見られますが、「その気になって見れば白濁してるかも?」くらいのうっすらとした傾向なので、まず気になるレベルでは無いかと思います。ネックからヘッドに掛けても小キズは散見出来ますが、この年代のジャパン・ビンテージ物として見て、取り立てて気になるようなキズやダメージはありません。
ネック・コンディションは良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側1.9mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにももう少し余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは一度擦り合わせされた上で少し減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7割程度の高さが残っています。
昭和の香りプンプンの、無骨ながらどこか懐かしいS.ヤイリ・サウンドを是非お楽しみください!
ケースは昭和の時代のS.YAIRIハード・ケースが付属します。
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