ボディにはアルダーを使用し、メイプルネックとインディアンローズウッドと、一般的なMGタイプの組み合わせとなっています。
「Trad MG」は弦長610mmというショートスケールを採用した、ムスタング型のモデル。操作系は3WAY＋1V1Tとシンプルにまとめられ、ボディ裏とエルボー部分にコンター加工が施され、直感的な演奏性と良好な構え心地が得られます。ブリッジ部はムスタングのチャームポイントであるダイナミックトレモロ型ですが、TOMブリッジを採用することで音響性と安定性を高めています。
最大の特徴といたしましては、小菊ロジックという独自のジョイント方法が挙げられます。
ボディ側とネック側それぞれに三本の細長いほぞ穴を作り、間にほぞ木を差し込んで左右のズレを防止してからネジでボディと接合します。これによってボディとネックの設地面積が大きくなり、張りのあるサステイン豊かなサウンドとなります。
ネックはボディのフロントピックアップ下まで達しており、大胆なディープジョイントとなっていることも特徴です。
バズフェイトンチューニングシステムを標準搭載しており、専用のチューナーを使うことで最大限の効果を発揮することが出来ます。もちろん、通常のチューナーを使用してチューニングしてもそのピッチの正確さを感じ取ることが出来ると思います。
ブリッジはTOMタイプのサドルが採用されており、チューニングの安定性も向上しています。
ピックアップにはテキサスのハンドメイドピックアップメーカーであるRIO GRANDEのFAT BASTARDを搭載。
ハムバッカーサイズのP-90タイプピックアップで、50sのP-90トーンをイメージしたピックアップです。
元々軽いエイジド加工が施され、使用に伴う傷がどれほどかは判断できませんが、2025年製と思われ使用感の少ない一本です。
※アームは付属しますが、サイドのイモネジが欠品しており現状固定ができません。
モニター環境により実機との色味の差異が出る場合がございます。
ギグケース付属
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