中出阪蔵(ナカデ サカゾウ)は、昭和初期からクラシックギターの製作をはじめ、海外のギターに学ぶことでその基礎を確立し、自らのギター製作を極める傍ら、数多くの弟子を育てており、日本のギター製作の礎となった人物です。平成の世になるまで生涯現役を続けました。
本器は、スプルース単板とローズウッドを組み合わせたボディを持ち、太い芯のあるストレートな鳴りと、レンジの広さ、力強さが感じられます。独特の乾いた音色と響きは、50年以上の時を重ねたことでしか得られない熟成感です。。
■諸元
トップ : スプルース単板
サイド&バック : ローズウッド
ネック(指板): マホガニー(エボニー指板)
ブリッジ : ローズウッド
付属品 : 中古ハードケース
■コンディション
【ネック】
ペグ : オリジナル
ナット : オリジナル 幅約53mm
グリップ : 標準的
フレット : 8分山
指板 : 状態良い
弦長 : 約650mm
【ボディ】
キズ等 : 美品 トップ塗装クラック補修済み
ブリッジ : 未加工
サドル : オリジナル 中央付近で約2.5mm
塗装 : リフィニッシュ ラッカー塗装艶出し仕上げ
【総評】
年代からすれば極めて良好な状態が保たれています。
トップの塗装クラックや細かなキズを補修したのち、ラッカーリフィニッシュをしています。
その他に目立つダメージや補修歴はなく、現役の楽器としてストレスなくプレイできます。
ネックの状態や弦高は良好です。
当店では弦高調整をおこない、ベストコンディションでギターをお届けします。
弦高設定は、ノーマルテンション弦を使用し、12フレット上で 6弦3.5mm/1弦3.0mmとなります。
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当店が手掛けるメンテナンスの一例をホームページで公開しています。
https://www.studio-m-repair.com/
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