信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。作りの確かさとサウンド・クオリティー、トータルでのコスト・パフォーマンスに抜群の評価を受ける日本を代表するアコースティック・ギター・ブランドです。そんなヘッドウェイ・ギターにはアジア工場で生産されるユニバース・シリーズから、カスタム・ショップで製作される完全ワンオフのカスタム・モデルまで、価格帯にして2万円台~100万円超えのものまで様々なモデルが存在しますが、どのモデルを取っても、その価格から考えられるクオリティーを遥かに上回るハイ・クオリティーな製品を世に送り出しています。今回入荷はカスタム・シリーズのHJ-501。2009年時点ではまだ現在のようにATBとの区分けが明確でなかった為、厳密には百瀬メイドとは言えませんが、そのほとんどの工程を百瀬氏が手掛け、一部工程をお弟子さんに手伝ってもらっていた、ほぼほぼ百瀬メイドと呼べる逸品です!
ソリッド・シトカ・スプルースTOP、ソリッド・インディアン・ローズウッドSIDE&BACK、ホンジュラス・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、セミ・フォワード・シフト・ダブルXブレーシング、実測43.2mmナット、628mmスケールのヘッドウェイ流ラウンド・ショルダー。ギブソン風でありながらバインディングは美しいカーリー・メイプルで縁取られ、ヘリンボーン・トリム&ロゼッタも個性的なヘッドウェイならではの細部にまで神経が行き届いた美しい作品です。ブレーシングのダブルXブレーシングは百瀬さんが林楽器時代に作っていたBurnyのギブソン・スタイルから着想されたものと思われます。生前に百瀬さんに昭和時代のヘッドウェイで気に入っていたのは?と尋ねた事がありますが、ヘッドウェイでは無くバーニーのダブルXブレーシングを挙げておられました(笑)。ダブルXと言っても通常のドレッドノート・サイズよりは低いブレーシングで、下のXも更に低いものになっています。この辺りにも百瀬さんのサウンドと強度を両立させたいという細やかな配慮が窺えます。もちろん表板の裏には百瀬さんの直筆サイン入りです!
サウンドはガツンッと豪快に鳴るヘッドウェイらしいパワフルでラウドなサウンド!通常ダブルXブレーシングと聞くと音が出辛くなるように想像しがちですが、そこはヘッドウェイに掛かればなんのその、驚くほどのパワー感で咆哮します。ダブルXブレーシングと言っても上記の通り細やかな配慮がなされたブレーシングなので、全然パワーが落ちる感じはありません。音はややタイトな出方をするような印象はありますが、逆に1音1音がしっかり発音され、芯のある分離の良いサウンドと言ったイメージです。ゴツンとした芯の太さが感じられながらも、サスティーン、倍音感なども充分で、これはこれで次世代のブレーシングとして非常に完成度が高いように感じます。そして628mmのミディアム・スケール&ラウンド・ショルダーというスペックですので、音が適度に暴れ、ギブソンっぽいザクザク感も感じられます。フラットピックで掻き鳴らせばヘッドウェイならではの力強く遠達性に優れたパワフル・サウンドが得られますし、フィンガーで爪弾いても音の分離が良く心地よいサスティーンを伴ったサウンドが得られますので、プレイ・スタイルやジャンルを問わず、あらゆる場面でヘッドウェイならではのハイ・クオリティーなサウンドをお楽しみ頂ける事と思います!
楽器のコンディションはほとんどキズの無いほぼほぼ新品同様の極上コンディションです!遠目にも目立つようなキズは皆無で、ぱっと見には新品と言われても違和感の無い美しい状態を維持しています。光にかざしながら子細に眺め回していくと、ボディー・トップのPGの上辺りににサリサリッと擦ったようなうっすらとしたキズが見つかりますが、余程注意深く見ない限り気付きもしないような浅いキズですので、中古品として見れば全然気にならないかと思います。その他にもPG周辺には針の先でちょんと突いたような微細なキズが数個見つかりますが、こちらも余程キズに敏感な方でも充分に許容頂ける範囲かと思います。その他には5フレットのネック裏辺りに擦り傷があります。指の腹で撫でると僅かなカサツキは感じますが、演奏する上では全く気にならないかと思います。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.8mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットに少しだけ弦の跡が付いている程度でほぼほぼ10割の高さが残っています。
ヘッドウェイらしい力強くも伸びのあるサウンドを是非お試しください!
ケースは近年物のヘッドウェイ・ケースが付いていて、ハンドル部分が針金で補強されています。持ち運びや強度には何ら問題ありません。
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