1960年の発売以来、Precision Bass(プレシジョンベース)と並びフェンダー社のベースの主力として、今もミュージックシーンに影響を与え続けている『Jazz Bass(ジャズベース)』。本家バリエーションモデルおよびリイシューモデルや、他社にてインスパイアモデルも数多く作られ、エレキベースのスタンダードモデルとして確固たる地位を築いております。
こちらは1964年前半頃生産の1本。ご覧のとおり、しっかりと使い込まれた素晴らしい雰囲気の1本です。
【ボディ】
全体重量は約4.0kg。ボディ材はアルダー。ボディ両面に赤みの残る鮮やかな3トーンサンバーストカラーに彩られます。ウェザーチェック、ボディサイドやエルボーコンター、バック面にみられる激しい塗装剥げ、ピックアップ横の指置きによる木部えぐれ、打痕、パーツの若干のくすみ等がみられ、ヴィンテージ楽器らしい素晴らしい雰囲気を持ちつつ、塗装の艶などは良好といえるでしょう。金属カバー類もしっかり付属いたします。
【ネック】
ネック材はメイプル、フィンガーボード材は言わずもがな素晴らしいローズウッド材。ネック裏の塗装剥げによるサラサラした手触りはヴィンテージならでは。ヘッドデカールロゴの若干の剥がれ、ヘッドまわりに少々のキズ、15フレットと17フレット横の指板面の打痕、金属パーツのくすみがみられ、ボディ同様比較的きれいながらも雰囲気の良いコンディションに仕上がっております。チューナーは巻き具合の固さに若干バラつきはみられますが、しっかりと機能しています。フレット/ナットは当時のパーツをキープ、さすがに減りや少々のハイ起きはみられるものの、極端な音詰まり等の問題はございません。ヘッド厚15.1mm、ナット幅38.0mm。Aネック特有の幅の狭さと比較的すっきりとしたネックシェイプが特徴です。
【電装系】
コントロールはオーソドックスなジャズベース配線【2ボリューム/1トーン】となります。ピックアップはグレーボビン、ピックアップおよびPOT側のハンダを外した形跡がみられますが、コントロール系の内部パーツは当時のものをしっかりとキープしております。良質なマテリアルに裏打ちされた幅広いレンジ感を基本に、ピッキングに対する素晴らしいレスポンス、豊かなボトムを含めバランスよく厚みのあるトーンを誇る1本となります。素晴らしいルックスに注目されがちですが、サウンドでも納得の1本ではないでしょうか。
付属品:Fenderホワイトトーレックスハードケース、金属カバー類
Weight:4.0kg
Body Material:Alder 3 piece
Neck Material/Scale Length:Maple 1 piece/864.0mm(34inch)
Fingerboard/Fret Marker/Radius:Rosewood round laminate/Clay dot/184.15mm(7.25inch)
Nut Width/Fret Size:38.0mm/2.1mm, 20 Fret
Neck Thickness(1F/7F/12F):20.0mm/24.0mm/25.4mm
Capacitor:Dilectron CircleD 50V
Pickup(Neck/Bridge):Fender Jazz Bass Gray Bobbin Pickup(5.8kΩ/6.1kΩ)
※ピックアップの直流抵抗値はコントロール部を通した計測となります
-------Heartman Vintage Guitarsは池部楽器店のヴィンテージ・ギター&ベースの専門店です-------
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