1960年の発売以来、Precision Bass(プレシジョンベース)と並びフェンダー社のベースの主力として、今もミュージックシーンに影響を与え続けている『Jazz Bass(ジャズベース)』。本家バリエーションモデルおよびリイシューモデルや、他社にてインスパイアモデルも数多く作られ、エレキベースのスタンダードモデルとして確固たる地位を築いております。
こちらは1975年頃出荷の1本。ご覧の通り左利き仕様となっております。オールドのレフティ仕様は個体数がとても少なく、希少な1本ですね。この時期のブラックカラーもそれほど多くはありませんので、レア度に拍車をかけています。
【ボディ】
全体重量は約5.2kg。ボディ材はアッシュ。この時期にはレギュラーカラー入りしながらも、それほど個体数の多くはないブラックカラーに加え、左利き仕様であることがその貴重さを物語ります。この時期特有のシックスキンフィニッシュによる独特なウェザーチェックが全体的に、塗装剥げを伴う打痕、ステッカー跡、フィンガーレストの移動跡、ピックガードの経年による割れ部分、金属パーツのくすみ等がみられ、比較的きれいながらも歴戦の痕跡が現代のレリック加工では再現しきれない深みを纏わせています。フィンガーレストが交換済み、金属カバー類は欠品しております。
【ネック】
ネック材/フィンガーボード材は1ピースメイプル。3点止めネックジョイント&マイクロティルトネック(ネックジョイント角度が調整できる)仕様となります。1フレット付近のトラスロッドの圧迫による割れ部分は当店にてしっかりと補修済み、それに伴い全体的にクリアーのオーバースプレーを施しております。チューナーは巻き具合の固さに少々バラつきがみられますが、しっかりと機能します。フレット/ナットは当店にて交換済み、プレイアビリティは良好です。ヘッド厚14.2mm、ナット幅38.6mm。Aネック特有の幅の狭さながらもがっしりとしたネックシェイプが特徴です。
【電装系】
コントロールはオーソドックスなジャズベース配線【2ボリューム/1トーン】となります。コントロール系の内部パーツも当時のコンディションをしっかりとキープしております。1970年代中期らしいやや重量のあるアッシュ材によって、タイトで引き締まった低域と、粒立ちの良いアタック、そして中高域の抜けの良さが際立つ一本です。スラップではコツッとした明瞭な立ち上がり、指弾きでは輪郭の明確なあの年代のジャズベースらしい硬質さが得られるのが魅力です。
付属品:Fenderブラックトーレックスハードケース
Weight:5.2kg
Body Material:White Ash
Neck Material/Scale Length:Maple 1 piece/864.0mm(34inch)
Fingerboard/Fret Marker/Radius:Maple 1 piece/Pearloid Block/184.15mm(7.25inch)
Nut Width/Fret Size:38.6mm(replaced)/2.7mm(replaced), 20 Fret
Neck Thickness(1F/7F/12F):21.7mm/24.8mm/25.0mm
Capacitor:Illinois Tool Works 200V
Pickup(Neck/Bridge):Fender Jazz Bass Gray Bobbin Pickup(6.9kΩ/7.2kΩ)
※ピックアップの直流抵抗値はコントロール部を通した計測となります
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