河野 賢氏の孫であり桜井正毅氏の弟子でもある次世代製作家、君島 聡氏遂にデビュー！初めて見たプロトタイプは正に青天の霹靂（笑）！今までのどの日本製ギターとも異なり、スペインでもアメリカでも無い未体験ゾーンとも言えるものでした。ナイロン弦なのにそのレスポンスのスピード感とトーンのクリアーさは、かつて無いレベルにあったのです。その後、もう少しダウングレードしたスプルースとシダーのプロトも上がって来たのですが、その素晴らしいレスポンスもほぼ変わらず期待は更に膨らみました。
量産が決定したのですが、あの強烈なプロトのせいか注文が殺到している様で、なかなか出会えません。注文が殺到している様で、上級機SOLに至っては受注停止、先日初のミドルクラスLUNAで選抜品が２種各一本見つかったのですが即売、今回この実に久々のステラに出会えたのは実に幸運でした。しかし次も全く目途が付かない様です。
通常生産型で手頃な価格のSTELLAですが、このClassicはプロトに比べると落ち着いた印象を受けます。桜井直系なので、その仕上がりの美しさもほぼ同等のトップランクと感じます。しかしそのレスポンスのストレートさとクリアーそのもののバランスは、やはり新世代と言える別次元のものです。この価格でこのクオリティが作れてしまうのか？ナイロン弦なのですがそのスピード感とクリアーさは今までに無いものです。弾き手に一切のロス無くダイレクトに応えるので、早いパッセージも実に心地良く驚く程の弾き易さを発揮します。
今回のSTELLA Classicはスプルーストップ、君島特有のスピード感は変わらずスピード感溢れる実に心地良いレスポンスと伝統的な艶やかさを発揮します。ノーマルのよりブライトな響きに対し、クラシックは艶やかな伝統的弾力感を持ち味とします。何れも従来のナイロン弦とは一線を画す美しい倍音を伴い、やはり甲乙つけ難い優秀さを発揮しています。
この独自のトーンにより河野→桜井と来て、何時かは引き継ぐ君島への期待も大きく膨らみます。と言うより私は今まで日本製で、これ程インパクトを受けた事がありません。あのプロトの強烈さ、量産でもこの段階で、しかもお買い得なSTELLAでこのレベル、１０年後はどうなっているのでしょう？パワフルで今までに無い絶品レスポンスを持つ日本製クラシックギターの新たな世代の始まりとも言える新次元モデル、selected by KOEIDO絶対保証の今や希少な一本、如何でしょう？
君島 聡・Model STELLA Classic
表板：スプルース
裏板：インディアンローズウッド
側板：インディアンローズウッド
ネック：マホガニー又はセドル
指板：エボニー
駒：中南米ローズウッド
塗装：カシュー
付属品：正規保証書
※ケースは別売りとなります。
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