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2016年にSugiが発表したビンテージストラトインスパイア―モデル"Stargazer"は、発表してからも大量生産はされず、
この8年でビンテージスペックのモデルは2~3ロットの生産しかされていないモデルでございます。
これまではSugi Instruments企画により生産されてきたビンテージスペックのStargazerですが、待望の楽器店主導によるカスタムオーダーモデルが登場となりました。
Stargazerの企画が動き始めたのは2023年冬頃でした。
Sugiの営業責任者と相談を重ね、当社のオーダーモデルのコンセプトは"サウンド重視"とする事で意見が一致し、各種スペックを決定いたしました。
これまでのStargazerのコンセプトを壊す事なく、よりサウンドを重視したプレイヤーに手に取って頂くべくカスタマイズしたスペックで、特筆すべき点をご説明いたします。
・Custom Fat Cネック
従来のStargazerのネックシェイプは、比較的薄めで肉厚感はさほどないネックでした。演奏性重視という点では優れたネックでしたが、太いネックから生まれるコシが少々弱いという弱点がございましたので、
60年代のFenderの中でも太めなネックシェイプを基に、Sugi側で新しいネックシェイプを作成頂きました。
太すぎるネックではなく、手に馴染むギリギリ且つ肉厚感のあるCシェイプとする事で、コシと奥行き感のある太いサウンドと高い演奏性を両立したネックシェイプとなりました。
・Flat Sawn Maple(板目)ネック
最近は順反・逆反方面にある程度の剛性を持つQuarter Sawn Maple (柾目)を良いとする傾向がございますが、今回はビンテージストラトのネック材の大半を占める板目のメイプルを採用しました。
とあるブランドの社長さんも話している事ではありますが、板目のネックは弦振動の伝達が柾目よりも優れている傾向が高く、(ビンテージサウンド的な観点での)音重視で製作する際には、
特に相性が良い材という点からこちらのモデルには板目のメイプルを採用しました。
・Vintage Rosewood指板
Sugiの持つ木材ストックの中で、古い年代に伐採されたインディアンローズウッドを指板に使用しております。
これまで他のブランドでもビンテージローズウッドを使用したストラトを当社では製作して参りましたが、音の立ち上がりや輪郭の面でビンテージローズ使用のモデルは、
通常のIndian Rosewood指板のものよりも優れたサウンドに仕上がる傾向が高いと実感しておりました。
そこで今回のStargazerモデルにはビンテージローズの中でも目の詰まった良質な材を使用して頂く事でサウンドのランクアップを図りました。
・オールラッカー/ヘビーエイジド加工
初回ロットのStargazerもオールラッカー塗装(Aged加工は無し)を採用しておりましたが、今回のモデルでは倍音感と生鳴りの良さを追求する為にオールラッカー仕様を採用致しました。
また、エイジド加工を施す事で、よりオープンな鳴りを生み出す事が出来ました。
ルックス面でも初のエイジド加工モデルという事もあり、レリックファンの方にもおすすめが出来るルックスに仕上がりました。
・新ピックアップ
これまではRaw Vintageのピックアップを採用していたStargazerシリーズですが、当社担当の"よりビンテージストラトらしいサウンドにしたい"という要望に応え、
Stargazer(ビンテージサウンド)用の新ピックアップの開発をして頂きました。
ビンテージストラトの音の太さとカラッとしたサウンドを両立させるべく試行錯誤を重ね、当モデルが完成する直前にStargazer用のNew Pickupは完成しました。
新ピックアップは当社限定ではなく、今後他社さんのオーダーでも使用する事が可能です。
しかし、最短のオーダーでも1~2年程かかってしまうとの事でございますので、ご注意下さいませ。
・指板ラディアス
今回の3S仕様のStargazerは、従来のコンパウンドラディアスではなく9.5"ラディアスに変更しております。
SSH等、モダンな運用を想定したモデルはハイポジションの演奏性を重視してコンパウンドラディアスを採用しておりますが、今回は3シングル仕様なのでビンテージのフィーリングと実用性の両方を確保出来る様に9.5"を採用しました。
~About Sugi Guitars~
マスタールシアーである椙本氏は、日本で最大級のギター工場であるFujigenの工場長としてギターを製作していた経歴に加えて、Fender Custom Shopの立ち上げ当時にテクニカルアドバイザーとしてFender社に出向しておりました。
アメリカ現地への出向時には、Fender社の社員やマスタービルダーにギター製作におけるノウハウの伝授や、NCルーターの設定等、様々な技術教育・貢献をしたことで、今でも数多くのギタービルダーから尊敬と畏敬の念を集めております。
私の経験談ではありますが、2020のWinter NAMMに伺った際に椙本社長とたまたまお会いしたのですが、Fender社のブースからマスタービルダーや元マスタービルダーがぞろぞろと出てきて「スーギーモートー!!」と大男達に群がられていたり、「俺は椙本のギターが一番好きなんだ!!」と言ってツーショットでの撮影依頼をしている場面を目撃してしまい、改めて椙本社長の愛され具合を実感した次第です。
その様な華々しい経歴を持ち、今でも国内外から絶大な信頼を集めている椙本 眞 氏は、2002年に独立し現在のSugi Guitarsを設立・楽器製作を開始しました。
2000年代初頭という時代の日本製エレキギターという立場はフジゲンやトーカイ、フェルナンデスといった大手工場による低価格帯のコピー品が大半を占めており、日本製=安いギター/コピー品のギターというイメージが強い時代でした。
その為、高級路線のギターは売れない・失敗するとも言われておりましたが、それでも椙本社長は高級路線のギターの道を開拓していきました。
今では国産ハイエンドギターという確固たるジャンルが確立されましたが、椙本氏及びSugi Guitarsによる先達の足跡が無ければこれほどまでに高級路線の国産ギターは台頭出来なかったのではないでしょうか。
Fujigen時代の多数に亘るOEM生産(別ブランドの代理生産)や、Fenderでの経験による莫大なノウハウの蓄積と人脈により、本当に素晴らしいギターという命題への追求を忘れずに今現在も楽器製作を進めるSugiであるからこそ、誰もが認める高性能・高品質・芸術的なギターの製作が出来るのです。
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