アンティグア・カサ・ヌーニェス Antigua Casa Nunez Modelo-18 1967年製 が入荷しました!
1870年、初代フランシスコ・ヌーェスはアルゼンチンのブエノスアイレスにてカサ・ヌーニェスを創立し、ギターの製作と楽譜の出版事業を開始します。1919年にフランシスコ・ヌーニェスは死去。その後は未亡人と元従業員イグナシオ・イグレシアスが会社を引き継ぎました。その後、1923年頃までにイグナシオ・イグレシアスが会社を正式に買収。1925年頃にアンティグア・カサ・ヌーニェス(Antigua Casa Nunez)と社名を変更しました。また、その頃に会社は元従業員であるフランシスコ・ディエゴとディオニシオ・グラシアに売却されました。
アンティグア・カサ・ヌーニェスは、会社の営業面をフランシスコ・ディエゴが担当し、工房はディオニシオ・グラシアが主導することとなり、その後、アルゼンチン、フォルクローレのギタリスト、ユパンキが愛奏していたことで有名なブランドとなりました。
有名ブランドとなったことで、上位モデルから低価格まで、中には裏板にアルミ材を張り付けた仕様のものなど、数多くのモデルが製作されたようですが、最高モデルのものは、初代フランシスコ・ヌーニェス、及びフランシスコ亡き後は職人の長であったディオニシオ・グラシアとフランシスコ・ディエゴの二人を合せたディエゴ・グラシアというサインが入っているようです。ディエゴ・グラシアのサインの入ったギターは1970年代頃まで製作されていたようです。フランシスコ・ディエゴは1970年代に亡くなり、息子が会社の株式を相続したようです。ディオニシア・グラシアは1986年前後に亡くなる数年前まで会社の経営に携わっていたようです。
また、フランシスコ・ヌーニェスの甥ダニエル・ラゴ・ヌーニェスもアルゼンチンのギター製作家としてその名を知られています。
この1967年に製作された個性的なギターは、表面板は恐らく再塗装が施されており年代を考慮すると綺麗な外観となっております。製作から60年近い歳月を経て、表面板にはやや波うちが見受けられます。
糸巻はバルジャック製のものに交換されています。
内部構造はかなり特徴的で、斜め方向に入ったブレーシングに加えて、サウンドホール回りから櫓のように組まれた枠組みが配置されております。裏板はブレーシングの代わりに、長方形のボードのようなものが張られており、ラベルもその上に張られています。
ラベルにはModelo-18というモデル名が記載されています。また67年という年式に加えて日付までもが記載されています。ラベルに記載されているサインは、ディエゴ・グラシアと読めるように思われます。
当店出品前に国内ギター製作家の方のところで、ナット調整をされたとおうかがいしており、弦高も少し低めで弾きやすいと思います。
ヴィンテージギターならではの、軽やかで心地よい美しさを持ったサウンド。現代のクラシックギターのような華やかな音量はないものの、繊細さととろけるような高音の響きが魅力です。
年式 Year : 1967年製
表板 Top : 松 Spruce
横裏板 Side&Back : 中南米ローズウッド CSA Rosewood
弦長 Scale : 650mm
ナット幅 Nut Wide : 52.5mm
弦幅 Strings Wide : 43.5mm
ハードケース付属
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