(注)改造品なので、本当のところの詳細まではお約束しかねます。予めご承知おきください。
フェンダー・ジャパンの 99年~02年のネックと、JVシリアルのボディを組合せた楽器です。ネックは糸巻きがFB-2なのと、ヘッド裏にストラップ・ボタンがついていることから、PB57-70US のネックだと思われます。
問題はボディです。JVシリアルであることから、昨今高騰目覚ましいフェンダージャパンの黎明期のもの…と考えがちですが、ボディが3ピース以上に見えることから、スクワイヤの SPB-50 のボディと見た方が信憑性があるように思います。
ご覧のようにかなり手が入っていますので、全然違うボディにネック・ジョイント・プレートだけがJVという可能性も否定は出来ません。材は83年のスクワイヤのカタログ通りのアルダーに見えます。
本機は異なるふたつの楽器の「ニコイチ」なので、その作業は少し乱暴であったようです。一見普通に収まっていますが、割と簡単にズレます。その辺りは改造品につき、基本的に現状渡しになり、修正をご希望なら有償になりますのでご了承ください。
ピックアップはセイモア・ダンカンの "APJ-1 ACTIVE E.Q.™ P-J System" という80年代、センセーショナルにデビューしたダンカン初のアクティブPU です。ピックアップ内にディスクリのバイポーラー・トランジスタ・タイプのプリを内蔵しています。
「ピックアップ上面には小さなスイッチが備えられており、周波数毎に異なるピークやディップを持たせ、それをシフトさせる事ができます。3つのスイッチの組み合わせは8通り。例えば中域にピークをもたせつつ高域は減衰させたトラッドなトーン(SW: 1&2&3) や、ピークを高域までシフト且つゲインアップさせてバッキバキのスラップトーン(SW: 1) にしたりすることが可能です。これはトーンに個性を持たせるのにとても有効なツールで、さらに二つのPU の組み合わせにより、あなたの思いのままのトーンをプロデュースします!」(当時の資料より翻訳)
音は資料の通りで、非常に多彩且つノイズレスです。
シャーラーの 3D4 、長らくの定番の亜鉛鋳造ブリッジがついています。
個体の各部調整機構は問題なく機能します。現在フレットのエッジが乾燥によりややバリが出ていますが、この秋冬シーズン用の業務用加湿器が届きましたので、おそらく数日~数週間中に治ると思われます。
汎用ソフトケース付属。
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