1950~60年代ギブソンの名機を数多く生み出した古き良きギブソン・カラマズーファクトリーの職人が独立したヘリテージ、無くならず現代に生き残っているのは奇跡の様なものです。更に元ギブソン・ヒストリックの開発責任者だったあの故エドウィン・ウィルソン氏が、一時期ギターR&Dの責任者を勤めていました。ここ数年の大幅なクオリティアップも納得できると言うものです。
音の9割はネックとボディの振動特性とそのマッチングで決まり、振動系に命を持つか否かの判断は緩める訳には行きません。しかし今回も運良くこの素晴らしいH-150に出会う事が出来ました。今や貴重とも言える本来の重量調整無しレスポール、当たりハズレは更に大きくなりますが、その分命を持つ個体はこの重量無しでは絶対に得られ無いトーンとレスポンスを発揮するのです。通常の楽器の様に外側に向かって鳴るのではなく、内側に向かって鳴る様な独特の振動系こそがH-150の真価。大きく響く訳ではありませんが、エネルギーを内に込める艶やかなトーンと心地良いレスポンスを生音の段階でも実感頂けるでしょう。
一たびアンプに繋げば、クリーントーンですらその煌めきの倍音を纏う重量感溢れる美しくサスティーンの効いたトーンに驚かれるでしょう。当然ながらフルドライブでもこの美しさは変わらず、まるで生き物の様に艶やかに歌います。サウンドクオリティ的にはギブソンのヒストリックにも近似性を感じます。昔ゲイリー・ムーアが一時愛用したのも納得です。数が少なく次に何時生き残るか分かりませんが、この素晴らしさは何とか継続したいと切に思うものです。ギターはトーンとレスポンスこそが命、手にした時点でselected by KOEIDOの求めるクオリティを実感頂けるでしょう!
※現在純正エリクサーオプチウェブ010~046でセッティングしています。弦の種類やゲージを変えると鳴りのバランスが崩れます。ご希望の弦やゲージがある場合は発送前にお知らせ下さい。
Heritage H-150 Dirty Lemon Sunburst 正規輸入品
トップ:ソリッド・カーリーメイプル
ボディ:ワンピース・ジェニュイン・マホガニー
ネック:ジェニュイン・マホガニー
指板:ローズウッド12"R
フレット:ミディアムジャンボ
ナット:コリアン
ピックアップ:2×Seymour Duncan 59
ブリッジ:Tune-O-Matic
テールピース:ストップバー
糸巻:グローバー
弦:Elixir Optiweb 010~046
重量:4.21Kg
生産国:USA
付属品:TKLハードケース
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