コロナの影響や辻渡氏の引退等色々な事が重なり、随分と長い間アストリアス系の選抜が出来ない状態が続いていました。しかし徐々に生産状況が戻りつつある様で、今回数年振りにやっと選抜に辿り着けました。いや~、ホント久しぶり(涙)。今回は今まで選抜対象だったモデルを中心に揃えて貰う事が出来ました。
辻渡氏が全てを監修しその全てを注ぎ込んだシリーズで、伝統を踏まえつつも高いオリジナリティをその技術で実現しています。とは言え上級機の常で大きな個体差は避けられません。如何に高級な材を使用し高度な技術で製作しても、振動系に命を持つかどうかは弾いて見なければ分かりません。振動系が命を持って、初めて材や技術と言ったものが意味を成します。数多くの同型機より私が厳選したこの数年振りのS-3は、指板全域で得られる力強く煌き歌うトーンと生きたレスポンスで弾き手にダイレクトに応えます。辻氏引退後もこのレベルを保っているのであれば、今後も安心と言えるでしょう。
艶とサスティーンの効いた高域は伸びやかに歌い、締まった低域は力強くあくまでもクリアーに響きます。タッチに対するダイレクトでパワフルな群を抜く抜けこそが、命を持つ個体の証でもあります。非常にレンジの広いサウンドを持ち、その煌く高品位な倍音は価格を超えるものです。輸入高級ギターにも通じるそのサウンドは、命を持つ個体であればこのクラスでは間違いなくトップクラスと言えます。高額な楽器でも命を持つ個体は極少なく、そしてギターは音とレスポンスこそが命です。価格だけで選んではいませんか?このクラスでは間違いなく最強のこの1本、selected by KOEIDOのレベルも実感頂けるでしょう。
注意:極薄セラックニス・タンポ塗装の為、表面板は非常に傷がつき易くなっています。タンポ塗で部分補修も出来ますが、傷を気にされる方はギターガード等を使用すると良いでしょう。
ASTURIAS TSUJI WATARU S-3
表面板:ドイツ松単板
裏・横板:インディアン・ローズウッド単板
指板:黒檀
ネック:マホガニー
弦長:650mm
塗装:表面板・セラックニス、裏側板・ウレタン
生産国:日本
★ハードケースは別売りです。
为了获得更好的访问体验
请点击右上角按钮
选择“在浏览器中打开”