時代と共に音楽が変化していく中で、「本当に心に残る音」とは何かを追求し、Taylorがその問いに対するひとつの答えとして発表したのがGold Labelシリーズ。
ただ上質な材料を使ったハイエンドモデルというだけではなく、音楽を奏でるための楽器という原点に立ち返り、プレイヤーの表現力を最大限に引き出すことを目的として設計されたモデル。
本モデルは従来の「Grand Pacific」シェイプを深めの胴厚へとリサイズされた新たな形となっております。
Taylorギターには明瞭かつ分離の良いサウンド傾向がございますが、「Grand Pacific」はパワーのある低音とクリアな高音の出力が特徴のシェイプとなっております。
加えて10ミリ弱ボディ厚を深くした本モデルは、より温かみとオープンさを兼ね備え、ワイドレンジで弾きごたえに溢れたモデルとなっております。
更に今回の進化はボディシェイプだけではなく、Taylorの革新的なV-Classブレーシングをベースに特別な設計変更が加えられたGold Label専用の最新バージョン「Fanned V-Class with Tonal Route」を採用しております。
従来のV-Classは「音の伸び(サスティーン)とピッチの安定」を重視した構造ですが、「Fanned V-Class with Tonal Route」は、さらにダイナミクスの自由度とトーンの奥行き感を追求した進化系となっております。
Fanned設計とTonal Routeにより、各弦の音がそれぞれの方向へ自然に広がっていくようなステレオ的な鳴りを実現し、コードを弾いたとき、ひとつひとつの音が重ならずに解像度高く響くのが特徴です。
低音はより深く、高音はよりきらびやかに左右非対称のブレース設計が、ベース弦側の深みとトレブル側の明瞭さを明確に分けて強調します
Tonal Routeの効果で、軽いタッチでもしっかり音が立ち、強く弾いても潰れないプレイヤーのピッキングニュアンスがそのまま音に乗りやすく、表現力が向上しております。
今回ネックジョイント方式も進化し、深く精密に接合された新構造により、ネックとボディが一体となって響く豊かなサスティーンと倍音を実現した「Long Tenon Neck Joint」を採用。
さらに、角度調整が可能な設計で、季節変動や演奏スタイルに応じた柔軟なセッティングが可能です。
鳴りと調整性を両立した、Taylor新世代のジョイントシステムです。
トップ材にはトリファイド・シトカスプルースを採用して、高温熱処理により余分な水分が抜け、音のレスポンスが向上し、まるで長年弾き込まれたかのような温かみのある鳴りを実現。
透明感のある高音と立ち上がりの良さはソロプレイ時でも一音一音が際立ちます。
サイド&バックにはインディアンローズウッドを採用しており、重心感に優れた低音と透明感のある高音が特徴です。
各弦の鳴りが非常に立体的で存在感のある鳴りで、ストロークにもフィンガースタイルにもボトムの安定感と高域のレンジの広さが感じられる音色に仕上がっております。
世界中のプロが信頼を寄せるL.R. Baggs製「Element VTC」ピックアップシステムを搭載。
サウンドホール部にヴォリュームとトーンコントロールが設計されおり、サウンドメイクも手元で行えます。
ライブやレコーディングにも対応可能な作戦力モデル。
Taylorロゴも通常のレギュラーラインとは一線を画したデザインとなっており、カスタムインレイや彫刻入りピックガード、マットとグロスの質感を使い分けた高級感のある仕上がりは、音だけでなくルックスでも存在感を放ちます。
Taylor Guitarの進化を是非体感してください!
Shape: Grand Pacific (Modified)
Top: Torrefied Sitka Spruce
Side&Back: Indian Rosewood
Neck: Neo-Tropical Mahogany
Figerboard: West African Crelicam Ebony
Bridge: Honduran Rosewood
Scale: 25-1/2 (647.7mm)
Neck Width: 1-3/4 (44.5mm)
Bracing: Fanned V-Class with Tonal Route
Electronics: L.R. Baggs Element VTC
Tuners Taylor:Nickel with Nickel Buttons
ハードケース付属
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