スーパーサイケデリックリヴァーブジェネレータ！
Fish Circuits ASTRONOMIE は、3 つのディケイ（残響）設定、3 つのトーン・プリセット、調整可能なフィードバックを備えたデジタル スプリング リバーブです。そう…これはかなり一般的な仕様ですね。でも一般的なリヴァーブとは異なります。そのワケは、ピッキングに対してエフェクトのボリュームを動的に下げる機能を持っている点です。
普通のリヴァーブの様にコードを鳴らすと残響が広がり、膨らむ以外に、例えばタイトでリズミカルなリフを演奏している最終はリヴァーブを控えめにすることでサウンドを濁らせず、演奏を止めるとその途端に長い残響リバーブが残る、と言う事を想像してみてください。このエフェクトのあらゆる使用方法を思いつくほど我々は賢くはありませんが、ASTRONOMIE がクリエイティブな人の手に渡れば、可能性がいかに無限であるか？それは簡単に理解できます。
コントロール：
・トリガーコントロールはピッキングに対するエフェクトの「感度」を調整します。このペダルで最も重要なコントロールと言えるでしょう。エフェクト音がどれだけ簡単に下がるか、だけでなく「どれだけ深く下がるか」という調整が行えます。完全に反時計回りに回すと、トリガー回路は無効になります。時計回りに回していくと、リバーブのボリュームはピッキングに応じて徐々に下がります。右に回し切ると、ほとんどどんなピッキングに対してもトリガーが働き、リヴァーブボリュームが下がります。ギターやピックアップが異なれば、このトリガーの設定も異なります。また、コンプやオーバードライブした信号はそれほどダイナミックではないため、このペダルの手前のペダルのON/OFFでトリガーを変化させる事も可能でしょう。
・トリガーはリカバリー コントロールと連動しています。この 2 つを理解する鍵は、それらが互いに影響し合うことを知ることです。たとえば、リカバリーを速く（左回し）すると、リヴァーブボリュームの低下／深さを調整するために、よりアグレッシブなトリガー位置が必要になります。もちろん、その逆も同様です。これらのノブの 1 つを回すと、多くの場合、もう 1 つを再調整する必要があります。
・リカバリーは、リバーブがフェードイン（減衰から復帰する）速度を調整します。反時計回りで 1 ～ 2 秒、完全に時計回りでほぼ瞬時、その中間の速度まで調整できます。前述のように、トリガー コントロールに大きく影響されます。
トリガー コントロールは手で感じるものであり、リカバリー コントロールは耳で感じるものであると考えることができます。また、右側に回し切ると「グリッチなサウンド」になります。それが望ましいかどうかは、プレイヤーの判断に委ねられます。
・フィードバックは、リバーブがどれだけフィードバックされるかを調整します。フィードバックされる信号はフィルター処理されるため、低域がシェイプされ、すべてがより「タイト」で扱いやすくなります。ただし、フィードバックを最大にしてディケイをロングに設定すると、いわば「無秩序状態」になる可能性があります。繰り返しますが、警告しておきます（好きですよね？）
・左側トグルスイッチ
左トグルでリバーブの最小量を設定できます。トグルスイッチ下側は私たちが設定しており、音楽的に適切だと感じたポイントです。上の位置ではフルボリュームとなります。お好みの位置でご使用ください。
・右側トグルスイッチ
右トグル (丸マーク) はリバーブのトーンを制御します。大丸／下の位置はフルレンジ、中丸／真ん中は少しタイトでクリーン信号に余裕が生まれます。小丸／上の位置ではローエンドがさらに少なくなり、空気のような、風通しの良い、天上の…の様な同義語を感じるサウンドが得られます。
・ミックスはリバーブとクリーンサウンドの量を制御します。反時計回りはリバーブが少なく、時計回りは多くなります。ゼロではリバーブがまったくありません。このペダルをバッファーとして使用する場合 (推奨されませんが可能です)。反対にクリーン信号はまったくありません。これは楽しいかもしれませんが、わずかなディレイが予想されます。
・ショート、ミディアム、ロング切り替え
リバーブ効果が自然にフェードアウトするまでの長さを制御します。フィードバックの量と右トグルのトーン設定によって影響を受けますが、このロータリー スイッチの各位置は異なる特性を持っているため、ある設定から別の設定に切り替えるときには、他のすべてを微調整する必要があるでしょう。
寸法: 100 x 198 x 70
重量: 約1kg
電源: 9V DC、マイナスチップ、2.1mm（外部電源のみ）
消費電流: 100mA
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