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当店カスタムオーダー品のJames Tyler Dann Huff Classic Lebel3が入荷!
こちらはロサンゼルスにてスタジオミュージシャンとして活躍をしていたDann Huffの理想とするスペックでJames Tylerが製作した仕様を採用したクラシックベースのモデルとなります。
基本的にClassicはシンプルなスペックのモデルではありますが、Dann Huffがレコーディングやステージでのプレイに必要と考えたスペックを採用している為、コントロールに関しては概ねStudio Elite HDに近いスペックとなっております。
当モデルの電装系オプションの詳細はミッドブースト機能やシリーズ/タップ/パラレル切替スイッチが搭載されております。
また、ネックシェイプは演奏性重視でStandard '64(旧Thin '59相当)が採用されております。
当モデルを語る上で最も大きい変更点はフロントとセンターピックアップはタイラーではなくセイモアダンカンのクラシック・スタックが搭載されている点でしょう。
スタックタイプのシングルコイルは構造的にハムバッカーにほど近い作りとなりますが、ダンカンのClassic Stackはサウンド的にはシングルコイルらしさを全面に出しているので、ハムバッカーの様なサウンドにはなりません。
ならばなぜスタック構造である必要があるのかという疑問が残ると思われますが、スタック構造にする事でハムキャンセル機能が使える様になるので、シングルコイルのノイズ問題を解決する事が出来るのです。
Dann Huffは先述の通りスタジオミュージシャンであり、ステージでも演奏をする現場主義のプレイヤーです。
小さい音量で演奏をするのであればシングルコイルのノイズもさほど気になりませんが、大きい会場で演奏をする場合やレコーディングで音源を作成する際のノイズは出来る限り無くしたいものであります。
しかしながらシングルコイルのサウンドは使いたい……そんな現場重視の考えからピックアップにはサウンドはシングルでありながらもノイズ対策をするべくDann HuffはClassic Stackを採用したのでしょう。
リアピックアップにはJames TylerのSuperが搭載されております。
Superは同じくJames TylerのハムバッカーであるSharkやCalifornia Specialよりも中音域の押し出しは抑えられて製作されたモデルで、ハイパワーでありながらも音のクリアさや分離感の良さを重視したピックアップとなります。
ハイゲイン時に滑らかなサウンドを追求する場合はSharkやCSの方が使いやすくはあるのですが、クリーンやクランチ時にクリスタルの様な透明感溢れるサウンドを追求する場合はSuperの方が相性が良いPUです。
勿論ハイゲイン時の使い勝手の良さは抜群に優れている上に、一音一音の分離感が損なわれずにピッキングニュアンスも出しやすいという特徴があるので、クリーンからハイゲインサウンドまで幅広くカバー出来るピックアップとなります。
ちなみにではありますが、クリーンでの演奏時には、ミッドブーストをOnにする事をおすすめします。
ミッドブースト回路を通す事でクリアさとふくよかさ、そして一音一音の押し出しの強さ(ハリ感も向上します)が変わるので、透明感のあるガラスの様なクリーンサウンドを楽しむ事が出来ます。
ブーストノブの位置は0～1程度の量でも上記バイパスをする事でガラッと印象が変わるので、是非お試し下さい。
クランチの際はタイラーらしく華やかなエッジ感を感じられます。
シングルの時にギリギリ歪むか歪まないかのゲインにセッティングした上で、センターやフロントとリアピックアップとの出力差を利用して、ピッキングの強弱やピックアップのセレクトでクリーンとドライブサウンドの切り替えを自由自在にコントロール出来ます。
James Tylerの中でも異色な仕様となるDann Huff仕様のClassicは彼のファンは勿論ですが、現場での実用性やノイズ面を気にするプレイヤーにはは是非一度お試し頂きたいです。
以下James Tylerに関しての説明文でございます。
1970年代に凄腕のリペアマンとして活躍し、プレイヤーの意見やタイラーの新しいアイディアを反映し数々のオリジナルのカスタムギターを製作したことから"James Tyler Guitar"は始まりました。
James Tylerのギターには彼が考える最高のオリジナル・アイディアを採用しております。
独特なヘッドストックや塗装は勿論の事、プレイアビリティーに優れたネックシェイプやネックヒールのコンター加工、ピックガード等、サウンド・ルックス・プレイアビリティーの全てを満たすアイディアがふんだんにつぎ込まれております。
特に、サウンドへの追求と拘りは他のメーカーと比べて頭一つ飛びぬけております。
ギタリストが気持ち良いと感じるサウンドを徹底的に解析・究明をし完成したオリジナルのピックアップの製作に始まり、彼がマムヨと名付けたそれまでのギターには使用されていなかった新しい材の採用など、サウンドの追求により生まれた伝説は留まる事を知りません。
現在世の中には数多のハイエンドギターメーカーが出回っております。
その殆どは一時の流行り廃りで人気が出ては消えていき、確固たる地位を確立したブランドは殆ど生まれませんでした。
しかし、このJames Tylerは他のギターに埋もれる事のない確かな独自性とサウンドを持ち合わせた数少ないメーカーの一つです。
James Tylerの信念とも言えるキャッチコピー"マキシマム・プレイアビリティー"と"マキシマム・トーン"が絶大な指示と信頼を勝ち取ったのです。
この個体は異なりますが、James Tylerのギターの殆どはShmearと呼ばれる独特な塗装を採用しており、洗練された美しさをも感じさせるルックスとなっております。
このJames Tylerの代名詞とも言える独自の塗装方法は日本製のJames Tylerを製造している工場以外には門外不出の企業秘密とされております。
これまでも数多くのブランドがTylerの塗装方法を真似ようと試行錯誤して来ましたが、結局誰一人として再現をする事が出来ませんでした。
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