1974年に誕生してから、現在もヤマハアコースティックギターの最高峰として君臨する“Lシリーズ”。
日本製、シリアルナンバーより1992年製造と思われる「LL-25J」が入荷いたしました。
トップにエゾ松、サイド&バック材にはパリサンドルを採用した総単板仕様。指板やブリッジには黒々としたエボニーが使用されています。
当時としてはシリーズの中でも普及モデルといった位置付けでしたが、今よりも木材が豊富にあった時代ならではの良質な木材や、アバロンによるバインディングやロゼッタ、オリジナルのポジションマーク、ゴールドハードウェアの採用など贅沢な仕様。現在で同じスペック(日本製の総単板ボディ)のものとなるとなかなか手の届かない価格帯になってきます。
また、当時のカタログを見るとイージーオーダーメイドというオプションでピックアップシステムの取り付けができたようで、本機種にはモノラル出力の2wayピックアップがマウントされています。
表板裏側のアコースティックセンサーとブリッジサドル直下のパーセンサーによる2way方式となっており、コントロール部はミックス/ボリューム/トレブル/ベースといった構成。プッシュロックタイプになっており、調整しないときには収納できるので演奏の妨げになることもありません。
中古市場を見てもこのオプションが採用されている個体は少なく、ステージやレコーディングでの使用をご検討されている方にもオススメです。
シリアルナンバーや当時のカタログからして1992年頃製造の個体と思われます。
この年代のヤマハによく見られる塗装の白濁や小傷等の使用感はみられるものの、サウンドに影響するような大きなダメージはなく演奏性においても問題ございません。ジャックが硬めで、挿し込みの際には少し力が要ります。
ネックコンディションは良好。ほぼストレートにした状態で弦高は12フレット上1弦側2mm、6弦側2.75mm程度と標準的なセッティングで、ジャリッとしたブライトな鳴りです。
フレットはローポジションを中心に減りが見られますが、十分な高さを保っており気になるようなビビりや音詰まり等なく演奏していただけます。
トラスロッドの余裕も残されており、まだまだ永くご愛用いただけるコンディションの一本です。
市場にもなかなか出ないモデルです。
気になった方は是非ご検討ください。
ハードケースが付属いたします。
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