【当個体の特徴】
見た目のかっこよさだけでなく、サウンドも突き詰めた極上の一本。
びっしりと刻み込まれたウェザーチェック、サウンドホールのピックの削り痕などのライトなエイジドで、過不足のない、かっこよさ抜群のルックスとなっております。
サウンドはロングサドルの甲斐もあり、素晴らしい低音の鳴りを誇っています。
高音域も当然に強く鳴り、脂の乗ったギラつきサウンドとなっております。
ぜひお問合せくださいませ。
------------------------------------------------------------------
【Gibson Murphy Lab 1942 Banner Southern Jumbo Light Aged】
ギブソンの歴史を語る上で欠かせない存在のひとつが、1940年代初頭に誕生したサザン・ジャンボです。第二次世界大戦のさなかに登場し、ヘッドに掲げられた「Only a Gibson is Good Enough」のバナーとともに、多くのプレイヤーに親しまれてきました。その伝説を現代に蘇らせたのが、Murphy Labによる「1942 Banner Southern Jumbo Light Aged -Vintage Sunburst-」です。このモデルは、単なる復刻に留まらず、ギブソンが誇る最高峰の技術と、ヴィンテージに迫る仕上げを融合させた特別な一本に仕上がっています。
まず目を奪うのは、その外観です。クラシックなヴィンテージ・サンバーストの美しいグラデーションをまとい、Murphy Labによるライト・エイジド仕上げが新品でありながら長年弾き込まれたかのような趣を与えています。ニトロセルロース・ラッカーの自然なウェザリングは、ひとつひとつの個体に独自の表情をもたらし、まるで時間を宿したかのような存在感を演出します。ヘッドには伝統のバナーロゴが掲げられ、ギブソンの精神を象徴するデザインが見る者に強い印象を残します。
サウンド面においても、このモデルは圧倒的な魅力を備えています。トップにはアディロンダック・スプルースが用いられ、特殊な熱処理を施すことで、新品でありながらも長年弾き込まれたヴィンテージギターのような反応の良さを実現しています。バックとサイドにはローズウッドが配され、低音の深みと高音の煌めきが調和した豊かなトーンを生み出します。内部のXブレイシングはスプルース材によるハンドスキャロップ加工が施され、伝統的な構造を継承しながらも、現代的な精度で組み上げられている点が特徴です。これにより、力強いストロークにも繊細なフィンガリングにも応える懐の深いサウンドが得られます。
演奏性の面では、マホガニーのネックが手に馴染む握りやすさを提供し、Cシェイプのプロファイルが自然なフィンガリングを可能にしています。ナット幅は約45ミリとやや広めで、コードワークからフィンガースタイルまで快適に対応できる設計です。ローズウッド指板には伝統的なパラレログラム・インレイが施され、視覚的にもクラシックな魅力を引き立てます。ブリッジにはオープンスロットのベリーダウン型が採用され、ボーン製のサドルとナットが音の伝達効率を高め、ひとつひとつの音を芯のある響きへと導きます。
このギターが奏でる音は、単なる再現にとどまりません。フィンガースタイルでは粒立ちの良さが際立ち、細やかなタッチを余すことなく表現します。ストロークでは、深みのある低音が土台を支えつつ、煌びやかな高音が空間を鮮やかに彩り、歌声と自然に溶け合います。録音の現場でも扱いやすい音像を持っており、プロフェッショナルな用途にもしっかり応えられる実力を備えています。
また、Murphy Labによるエイジング処理は、単なる見た目の演出にとどまらず、ギターに触れる瞬間から所有者に特別な感覚をもたらします。わずかな擦れやくすみ、使い込まれた雰囲気は、長い時間を共にしてきたかのような安心感を生み、プレイヤーと楽器との距離を一気に縮めてくれます。その結果、単なる楽器以上の「相棒」としての存在感を強く感じさせるのです。
総じて、Gibson Murphy Lab 1942 Banner Southern Jumbo Light Aged -Vintage Sunburst- は、伝統の再解釈と現代的な技術の融合によって生み出された究極のモデルといえるでしょう。ヴィンテージに迫る風格と、現代に生きる楽器としての確かな信頼性。ステージでもスタジオでも、その存在は確実に際立ちます。歴史を継承しながら未来へと続く音を求める方にとって、このギターは間違いなく特別な一本となるはずです。
为了获得更好的访问体验
请点击右上角按钮
选择“在浏览器中打开”
