中出阪蔵 (Sakazo Nakade) No.5000 1975
ジャパン・ヴィンテージの筆頭格として河野賢氏と共に名の挙がる、日本のギター製作界を支えた存在、「中出阪蔵 (Sakazo Nakade) 」氏。独自の音色「中出トーン」を確立したことで知られ、子息の輝明氏(長男)、敏彦氏(二男)、幸雄氏(三男)もギター製作家として、それぞれ独立したブランドとしてその後の日本のギター製作界の中心を担っており、その楽器の質の高さから近年では海外からも需要の高まりを見せています。
今回入荷したのは「No.5000」、1975年製です。こちらは個人製作のカスタムオーダー品となっており、ラベルには前の所有者のご氏名、とモデル名、製造年の記載がございます。
ナット幅は51m、スケールは652mmです。特にスペックシートや情報がないため、確実なスペックは分かりませんが、外観から判断するにおそらくハカランダが使用されており、かなりの高級であることがうかがえます。
製作にあたってはハウザー・ラミレスといった海外の銘器を研究・分析し、自らの製作に活かしていた中出氏による作品の中でもこちらはトップクラスの杢目、圧巻です。
透明感のある音色が魅力的で、オーダーされた高級機ならではの質感です。12F上での弦高は高めですが、1Fフレット側の弦高は低く、主にローポジションで弾かれる方にとってはかなり弾きやすいかもしれません。ネックも概ねまっすぐで、特に問題などはありません。
名工の実力が発揮された1本、中出ファンの方は是非。
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【付属品 】ハードケース
【外観・コンディション 】パーツのくすみの他、擦り傷や削れなど全体に使用感がございます。若干のカビ臭がございます。
【トラスロッド】ロッドがないモデルです。
【フレット】 約7割~ (演奏に支障は出ておりません)
【ネック】概ねまっすぐです
【ナット幅】約52mm
【弦高】12F上で1弦約3.5mm / 6弦約4.8mm
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・演奏に著しく支障をきたすビビりや音詰まり、その他が見受けられた場合、必ず記載しております。そういった記載のない場合、当店ではプレイコンディションに問題はないと判断しております。
・「オリジナル」「リプレイス」等の明記がない場合、仕様や状態に関しまして、当店では断定いたしておりません。
・トラスロッドに関しましては、商品保護の観点から締め方向、緩め方向共に45度程度までのチェックのみとさせていただいております。(「余裕あり」の表記の場合、両方向に45度の余裕があることを示しております)
・掲載内容は出品時のものです。時季・経年変化により変動がある場合がございます。
・付属品に関しましては掲載写真、及び出品ページ内に記載のあるもののみとなります。
・店頭でも同時販売を行っておりますため、販売中・商談中の場合がございます。
・商品の配送時間帯の指定には対応いたしかねます。
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・その他ご不明点がある方、ご試奏を希望される方は問い合わせフォーム、
または当店のメールアドレス (mion-gakki@mion.tokyo) へお問い合わせください。
・当店の営業時間は金・土・日(11:00〜18:30)です。
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