弾いていく内に豊かな鳴りが感じられる、60年代ラミレスが入荷しました!
スペインを代表するギター製作の名門一族の、ホセ・ラミレスIII世は
1960年代初め、レッドシダー(杉)材を表板に採用、ボディを大型化、
弦長を664mmなどの多くの革新を行ない、音量と独特の甘い音質を備えた
それらのギターはセゴビアに用いられ、ラミレスギターの名は一気に世界に広まりました。
60年代当時は製作を行った職人のイニシャルが、ボディ内部、ネックヒールにスタンプされており、
「CLL」Carmelo Llerena Martinezにより1968年に製作された1本。
ラベルに貼られた金色のシールには、セゴビアモデルと書かれていますが、
当時、ラミレスにセゴビアモデルは存在しておらず、当時のアメリカの代理店が、
1aクラスよりも低価格だった2aクラスのラベルに勝手に貼って販売していたもの。
ラミレスの2aクラスには、当時の基準で1stグレードに達しないと判断された
ブラジリアンローズウッドなどが使用されており、長い年月を経て大切に弾かれ
状態の良いものは、当時の1aクラスと遜色ないと評価されることもあります。
塗装に細かいウェザークラックが入り、弾き傷や擦り傷は各部にございますが
指板脇の表板割れ修理、表板の弾き傷や弦が抜けて付いた飛び傷の部分塗装、
ブリッチ木部、サドルを削っての弦高調整など行われており、弾きやすく感じる1本。
セミハードケース(茶)付属
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各部拡大画像・サンプル動画もお送り致しますのでお気軽にお申し付け下さい。
楽器をお渡しする際にお好みの高さに弦高調整いたします。
(一部の商品は楽器の性格上調整できない場合もございますのでご了承ください)
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