1967年製 Gibson ES-355TD-SV w/Maestro Vibrola Sparkling Burgundy が入荷いたしました!
ギブソンのゴールデンエラ、1958年に自身初となるダブルカッタウェイ・シンラインのセミアコースティック構造のエレキギターとしてES-335Tが市場に登場します。発表直後から評判も良く、大ヒットを受け同年58年末に最上位機種として多くのバージョンアップを取り込んだ ES-355TD をリリースします。
当初はバリトーンスイッチ無しのモノラルアウトでしたが、翌年1959年には6段階のトーンフィルターのバリトーンスイッチとステレオアウト、ビグスビーが標準搭載となったES-355TD-SVがラインナップに載ります。
70年代にはES-355TDが生産終了、82年にはES-355TD-SV、83年にはES-345がカタログから消えてしまいます。
本機はナット幅約39mmのナローネックを備えたミシガン州カラマズー工場生産、1967年製 ES-355TD-SV。
メイプル/ポプラ/メイプルのラミネート・メイプルをトップ/バック/サイドに使用し、ネックは1ピース・マホガニー、指板にはエボニー、メイプル・センターブロック、スプルース・ブレーシングのウッドマテリアル。ネックジョイントは中子の出たロングテノンジョイントを採用。
ヘッドには最上位機種の証であるダイアモンドスプリットインレイに「PAT.PEND.U.S.A.」の刻印の入ったGrover製 ロトマチックタイプ Milk Bottle チューナーや「STEREO」刻印のトラスロッドカバーを搭載。
ナット幅約39mmのナローネックにはマザーオブパールのブロックインレイやシングルプライ・バインディングが施され、フレットは打ち替えられており、プレイアビリティ良好でございます。
ピックアップはステッカーナンバードを2基搭載。ピックアップカバーがついておりボビンを確認することが出来ませんが時期から判断して「T-top」である可能性が高いかと思われます。ポットにはカバーが付いており、ポットデイトやハンダの確認ができておりません。
6段階の低音カットフィルターのような働きをするバリトーンスイッチは現在でもしっかり動作し、ステレオアウトからモノラルアウトへ変更されており、使いやすい仕様となっております。
テールピースは1963年以降の使用であるレイルロゴが刻まれたマエストロ・ロング・バイブローラを搭載し、ブリッジはパテントナンバー入のリテイナー付きナイロンサドルのABR-1を使用。
ソンブレロノブ1箇所交換されており、ピックガードも年代と合わないため交換品と判断いたしました。
カラーは1967年から通常ラインナップに載ったものの、圧倒的本数の少ないレアカラーであるスパークリングバーガンディが吹かれ、半世紀以上経った現在でも赤みが残っており、長い間ハードケースに保管されていたことが窺えます。
バインディングの劣化が激しく欠けや崩れている箇所が多々ございます。
全体的に使用に伴う傷や打痕、バインディング周りの剥がれ、塗装のウェザーチェックやヤケ等ございますがトラスロッドは締め・緩め共に60度回ることを確認し、フレットも打ち替えられており残り約8割程でございます。
B.B.KingやChuck Berry、Kieth Richards、Noel Gallagherなどなど多くのレジェンドギタリストが愛用したギブソンセミアコースティックギターの最高峰、ES-355TD-SV。圧巻な貫禄をぜひご体験ください。
S/N:872739
重量:4.45kg
付属品:ノンオリジナルハードケース
※商品の特性上、石橋楽器内の他店舗でのご案内も御遠慮させていただきます。予めご了承くださいませ。
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