1976年製のマスタング・ベース。
ポットが13週目、ネックが37週目、ボディが33週目と判読出来ます。総じて76年半ばの製造と思われます。
マスタング・ベースにアッシュ・ボディが採用されるのがちょうどこの頃なので、仕様的には完璧に合致している、ミュートユニットの欠品をのぞいてオリジナル度の高いヴィンテージですね。
ステューデント・モデルとはいえ最高峰ですので、全体的に作りが良く、いちいち理に適った設計なので、ショート・スケールとはいえ、ベースとしてきちんと機能する数少ない楽器です。音色もとても実用的なので、例えばギタリストの持つベースとして、かなりオススメの機種です。アッシュボディの為、ショート・スケールのベースとしては、やや重量がありますが、一般的なベースの重量としては中庸やや軽め、と言ったところです。逆にアッシュ・ボディの低重心がこの個体には効果的に機能しているように思います。音色的にオススメの個体です。
本機は状態も良好で、かなりストレートなネックのセッティングが可能でした。トラスロッドはやや締め込んでいますが、このストレートな状態からまだ多少の余剰を残しています。その他、各部調整箇所もきちんと機能します。
白いので、ヴィンテージらしい焼け方のルックスですが、そこも含めてかなり魅力的なマスタングになっていると思います。
オリジナル・ハード・ケース付属。
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