Portastudio®サウンドをペダルで再現
「424 Gain Stage」は、TASCAM® Portastudio® 424に直接ギターを接続した際の、あの独特で弾力のあるローファイ・トーンを再現したペダルです。**ペダル化により、あの懐かしくも革新的なサウンドが、現代のギタリストの足元に蘇ります。クリーントーンからファズまで幅広くカバーし、シンプルなセッティングで使いやすいのも魅力です。
音楽史に名を刻んだPortastudio®
Portastudio®は1980〜90年代の音楽制作において革命的な存在でした。寝室録音を可能にし、Bruce Springsteen『Nebraska』、Wu-Tang Clan『Enter the Wu-Tang』、Spoon『Gimme Fiction』などの名作にも活用されています。特にSpoonの作品は、JHSの「Colour Box」の開発にも影響を与え、本ペダルのアイデアにもつながりました。
サウンド設計と構成
「424 Gain Stage」は、オリジナルのPortastudio® 424 MKI回路を忠実に再現。UPC4570およびNJM4565オペアンプを使用し、独特のキャラクターとサチュレーションを再現しています。
主な特徴
3段階のゲイン制御(TRIM / チャンネル / マスター)で柔軟なサウンド調整
BASS・TREBLE EQ搭載で微調整可能
1/4インチとXLR出力を同時使用可能(ライブ・録音両対応)
グラウンドリフトスイッチ付きでノイズ対策も万全
多彩な使い方
■ DIとして使用
本機をDIボックスとして使用すれば、Portastudio®直結のような粘りのあるローファイ質感を再現可能。レコーディング環境に常設するのにも最適です。
A/B/Yスイッチャーを活用すれば、アンプとペダルを自由に切り替えたり、同時に使用することも可能です。
■ アンプとの併用
通常は困難なPortastudio®とアンプの接続も、このペダルなら簡単。アンプのサチュレーションと424トーンの融合が可能で、新たな音作りに貢献します。
ゲインを上げることで、ファズに近い破壊的な音作りもOK。他のペダルとの組み合わせで、無限のトーンバリエーションが生まれます。
コントロール詳細
VOLUME(Portastudioのマスターフェーダー相当):出力音量を調整
GAIN 1(TRIM):入力ゲインを調整
GAIN 2(チャンネル):2段階目のゲインレベル
BASS / TREBLE:EQ調整(カット/ブースト)
端子類
INPUT:上部右側の1/4インチジャック
OUTPUT:上部左側の1/4インチジャック
XLR OUTPUT:左側面にあり、ミキサー等へ直接出力可能(1/4インチと同時使用可)
GROUND LIFTスイッチ:XLR使用時のノイズ除去用
電源と構造
電源:9VDCセンターマイナス(50mA)
スイッチング:バッファバイパス+ソフトタッチスイッチ採用
サイズ:2.6" × 4.8" × 1.6"
※9Vを超える電圧では使用不可(故障・保証対象外)
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