Martin D-42 / 1998
Martin「D-42」の中古が入荷しました。1998年製です。
マーティンのレギュラーモデルの中でもD-45やD-41と並ぶ最高級モデル。
スプルーストップ、ローズウッドバック、サイドにマホガニーネックというトラディショナルな組み合わせ。
この42スタイルは45スタイルの元になった由緒あるスタイルです。
1900年代初め、豪華なインレイやバインディングを施した00-42がマーティンの最高級ラインナップである40番台の礎となっております。
現在のポジションマークになる前はD-45もこのD-42と同じくスノーフレークインレイと呼ばれるスタイルのインレイでした。
このスノーフレークインレイは昔のマーティンに採用されていた歴史のあるインレイスタイルです。
しかし、マーティンのギターは型番によって価格のグレードの差はありますが、モデルによってサウンドは異なるのでサウンドの優劣のようなものはなく、全てのモデルがそのものにしか出せない音色を持っています。
D-18というモデルは価格自体はこのD-42より低いですが、D-42にはD-18のサウンドは出せません。
もちろんですがその逆もできないですね。なので価格の差=音の良さというわけではないのですね。
そして今回入荷した個体ですが、サドルがロングサドルと呼ばれる1960年代中頃までのマーティンに用いられていたものになっています。
これは現行モデルでも昔の仕様を再現したモデルなどには使われていますが、この個体はモデル名の刻印は単に「D-42」のみなのでいわゆるヴィンテージシリーズとかそう言ったものではなさそうです。
通常ラインナップのモデルであれば普通の長さのサドルのはずなので、ちょっとこれに関しては謎ですね。
このD-42はスタイルこそ1900年代の物を受け継いでいますが、レギュラーモデルの仲間入りを果たしたのは1996年と意外と最近のモデル。
個人的にはD-45やD-41のヘキサゴンインレイより、このスノーフレークインレイが一番マーティンらしさを持つデザインだと感じます。
また、後付けでL.R Baggsのピックアップが取り付けられていますのでステージでそのまま使える点も良いですね。
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基本メンテナンス・クリーニング済の商品ですので、すぐに演奏していただけるコンディションとなっております!
【外観の状態】キズや使用感のある外観です。
【12F上での弦高】現状、1弦側:約1.7mm、6弦側:約2.0mm
【トラスロッド】余裕あり
【フレットの状態】約6分山残り ※ビビりや音詰まりなどなくグッドコンディションです!
【ナット幅】実測約 44 mm
■注意事項
・掲載内容は出品時点でのコンディションです。時季・経年変化により若干の変動がある場合がございます。
・付属品は、出品ページに記載されている品のみとなります。
・「オリジナル」「換装品」「改造品」等の明記がない場合、仕様・状態に関しまして、当店では断定をいたしかねます。
・その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
English-speaking staff available. Please feel free to contact us on E-mail.
■■■【詳細画像あります】■■■
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