【Morris】
言わずと知れた国産ギターの雄『Morris/モーリス』は長野県にて1967年より楽器製造をはじめ日本のフォークブームの一翼を担った老舗ブランド。手の込んだハンドメイドのアコースティックギターを低価格で提供をしており1970年以降代初めて手にしたアコースティックギターはMorris。やご両親から譲り受けたギターがMorrisだった。という方も多いかと思います。60年近い歴史の中で高品質かつコストを抑えたモデルを多く輩出しているMorrisは現在更なる進化を続けフィンガースタイルに適応しながらもフラットピックでのストロークでも魅力的なサウンドを生み出すモデルを多く生産しております。明瞭でいて迫力のあるサウンドと演奏性の高さ、そして木材が響きに与えるサウンドの違いを明確に感じられるハンドメイドのアコースティックギターはどれも素晴らしく魅力的。フォークソング世代のプレイヤーになじみ深いMorrisですが、製造コンセプトやサウンドは日々前進しておりフォークソングに馴染みの少ない世代や若い世代のエントリー層等、良いアコースティックギター1本で多様なジャンルの演奏をしたいというプレイヤーにこそ自信をもってオススメできるブランドです。
【SE-103】
フィンガースタイルに特化し、ソロギターでの演奏性を追求したMorrisの新シリーズ、SEシリーズの一本。2000年、それまで弾き語りを主とする国内アコースティックギターの流れに新たに生まれて定着しつつあったフィンガーピッキングスタイルの演奏を目の当たりにしたMorrisは2001年これから弾き語りを超えてスタンダードになっていくであろうフィンガースタイルに特化したシリーズ「Sシリーズ」を発表します。弦長、ネックシェイプ、ナット溝の位置、ネックの仕込み角度、ボディの構造、サドルの仕込み位置、塗装、細部に渡るまでフィンガースタイルで演奏する事を想定した設計となっているSシリーズ。さらにそのSシリーズに伝統的なアコースティックギターの作りを取り入れたモデルが今回ご紹介する[SEシリーズ]です。
ボディバックに伝統的なラダーブレーシングの構造を持った“スタンダード・ラウンドバック・スタイル”と、ネックとヘッドの境目に”ダイアモンドボリュート”。シトカスプルース単板トップとインディアンローズウッド単板サイド・バック。オール単板のボディにトップブレーシングはフォワードシフトXブレーシング、バックはローズウッド単板にラダーブレーシング。MartinGuitar、GibsonAcousticにおける伝統的な内部構造を採用することで、フィンガースタイルに特化したMorrisモデルにあって伝統的なストラミングサウンドも得られるモデルに仕上がっています。
特にこのモデルは、ローズウッドサイドバックの伸びのある美しいサウンドからMartinD-28のような残響感と伸びのある美しい響きが特徴で、フィンガースタイルからストロークでの弾き語りまでバランスよく演奏したいプレイヤーにおススメのモデル。652mmの長めの弦長から軽いタッチでも響きの反応が良く、変則チューニングでの演奏においても安定感のある響きが得られます。
派手過ぎずお洒落な外観も魅力。指板12フレットにはひし形のインレイが埋め込まれ、サウンドホールロゼッタとボディ全体に色味が明るく美しい杢目をもったコアのバインディングを採用しており木材の温かさを感じる外観になっています。バインディングやインレイだけで見ても非常にきれいなものが採用されており手に取って各部眺めてしまいたくなる外観。
一本ですべてのジャンルを演奏したい。
そんなプレイヤーの願いを叶えられる一本です。
是非この機会にお手に取ってみてください!
【仕様】
ボディスタイル :グランド・オーディトリアム
カッタウェイ形状 :ベネチアン
ボディトップ :シトカ・スプルース単板
バック:インディアン・ローズウッド単板
サイド:インディアン・ローズウッド単板
トップ・ブレイシング:フォワードシフトXブレイシング
バック・ブレイシング:ラダーブレイシング
ネック:マホガニー
指板:エボニー
ブリッジ:リッチライト
ナット幅:44mm
弦長:652mm
ポジションマーク:12F ワンポイント
ペグ:GOTOH/SG381-B01 GG
ナット材:牛骨
サドル材:牛骨
ピックアップ:なし
フィニッシュ:グロス
ケース:ハードケース
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